何はなくともマイ工房
クルマを置いておくガレージスペースを確保することは
家族全員に聞くまでもなく
家族のみんなが利用することがあるから話は簡単だ。
しかし、同じクルマとは云え趣味のクルマとなると話は別だ。
特にクルマは大きいから趣味の中では際立ってスペースを必要とするが
それほどスペースを必要としない趣味であったとしても
家庭において、誰か一人の趣味のためにスペースを割くということは簡単ではない。
さて、木工趣味の場合、
作るものによっても必要とするスペースは変わってくるが
最小限のスペースなら机の上ひとつから始められる。
ここを常時占有できるかどうかは、家族の理解度あるいは別の言い方でいうと、本人の日頃の
行いが評価されて決められる。
雑誌等で紹介される趣味の空間は
誰もが憧れるようなものを選んでいるので当然ではあるが
夢のカタチの一例を教えてくれるところがうれしい。
翻って自分と比べてしまうと、スペースがない、時間がない、先立つものがない、
とできない理由をさがしてしまいがちではないだろうか。
これまでお邪魔させていただいたお客様の工房を思い浮かべるたびに
思うことは、決して広さや豪華さだけではないということ。
それどころか、普通なら工房として使えそうもない空間を
情熱で工房空間に変えてしまっているケースも珍しくない。
更に実用的で快適であるために如何にアイディアを凝らしバラエィーに富んでいることか。
手に入れたスペースというのは本当に十人十色で・・・
たとえば、庭に物置のように建つ独立した小屋。
間口1間(180cm)、奥行半間(90cm)、ちょうど畳1枚分のスペース。
アルミサッシのガラス引き戸を引くと、いきなり作業机が眼前に。
椅子を小屋の外に引き出して、座りながらゆったりと作業ができる。
ガラス戸を閉めて中でも作業はできるが、さすがに窮屈!
間口は180cmだから座ったままでも手を伸ばせば殆どのところに届く。
ジェット機とか新幹線のコクピット感覚 !
広いばかりが良いわけでもなく、コンパクトにぎっしり、というのも便利で悪くない。
他にも、3階建ての屋上に1.5畳ほどを仕切って作られた工房。
間口半間、奥行1.5間の、いわゆるうなぎの寝床レイアウト。
あるいは屋根裏が広めだったのに目をつけ、それまでデッドスペースであったところを
工房にしてしまったケース。
実際にこの工房に入れていただきましたが梯子のような階段の上にその工房はある。
常に気をつけていないと、頭をぶつけてしまうという緊張感付き。
ところでこの工房にはいったいどうやって木工機械を運び込んだのだろうか?
想像通り、汗となみだのドラマがいっぱい詰まっていました。
長い材料を加工する時は屋根裏に当ててしまうので、その時は機械を移動させてスペースをつくってから。
こういう歓迎したくないオマケがついたとしても
マイ工房を確保できること自体、恵まれた境遇であるといえるでしょう。
このような訪問、経験を通じて形作られたマイ工房作りのキーワードは
コンパクト
クリーン
静粛
リーズナブルプライス
オフでは、これから年末にかけて上記のキーワードに基づいたマイ工房アイテムを精力的に展開してまいります。

