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Veritas 丸棒削り機

Veritas 丸棒削り機
 
Veritas 丸棒削り機

丸棒は自分で作るとなると、これがなかなか難しいため、もっぱら出来合いのものを利用することになります。

しかし太さや木の種類を好みのもので、となると自作するしかないのが悩み・・・

Veritasの丸棒削りは、こんな悩みを解消してくれる画期的なもの。

お手持ちの電気ドリルを使って、カンタンに丸棒を作ることができます。

 

もくじ
1.Veritas 丸棒削り機
2.丸棒の作り方
3.ブレードのセッティング
4.インサートとガイドブッシングの取り付け
5.微調整
6.ブレード調整ゲージ


1.Veritas 丸棒削り機
Veritas 丸棒削り機

これがVeritas 丸棒削り機の本体です。

丸棒を自分で作るのはなかなか難しいものですが、Veritas丸棒削りと電気ドリルがあれば、簡単に丸棒を作ることができます。

※この商品はインチ規格です。ここではインチをミリに換算して紹介します。

※軸部やブレードを痛めてしまう恐れがありますので、インパクトドライバーは使用しないでください。

Veritas 丸棒削り機

市販の丸棒では、どうしても木の種類が限られてしまいます。

「他の樹種の丸棒が欲しい…。」そんな悩みを解決してくれるのがVeritas丸棒削りです。

太さは約6mmから25mmまでの間を、約1.6mm間隔で作ることが出来ます。

Veritas 丸棒削り機で製作した丸棒は、BEALL ボルトナットメーカーで木のネジにすることもできます。

Veritas 丸棒削り機

Veritas 丸棒削り マスターセット

全13サイズの丸棒づくりに必要なインサートとガイドブッシング、および丸棒削り本体が揃ったフルセットです。

本体以外をまとめておけるケース付き。

このマスターセットがあれば、下記13サイズの丸棒を作ることができます。

・約6.4mm

・約7.9mm / 約9.5mm

・約11.1mm / 約12.7mm

・約14.3mm / 約15.9mm

・約17.5mm / 約19.1mm

・約20.6mm / 約22.2mm

・約23.8mm / 約25.4mm

Veritas 丸棒削り機

Veritas 丸棒削り 基本セット

基本セットには、本体と23.8mmおよび25.4mmのガイドブッシング、その他電気ドリルに取り付けるためのスクエアソケットとドライブアダプターがセットになっています。(この基本セットにインサートは付属していません)

この基本セットで作れる丸棒は、太さ23.8mmと25.4mmの2サイズのみです。

 

Veritas 丸棒削り機

写真の別売インサートを各種揃えることにより、他のサイズの丸棒を作ることができます。

Veritas 丸棒削り機

丸棒削りの本体を、板か作業台にしっかりと固定します。

今回は使用後簡単に片付けられるように、板に固定することにしました。

固定には8mm以下の木ネジやボルトが使用できます。

Veritas 丸棒削り機 作業中に丸棒削りが動かないようにクランプ等で固定してください。
▲1.Veritas 丸棒削り機 に戻る


2.丸棒の作り方
Veritas 丸棒削り機

はじめて丸棒を作成する場合は、いきなり本番の木を削らず、テストカット用の材料としてパインなどのやわらかい木で、長さ900mmくらいを目安に用意してください。

丸棒にする材料は節目がないものか、あってもごく小さなものを選んでください。

Veritas 丸棒削り機 本体には2枚の刃があり、先に荒削りの刃(フロントブレード)、次の仕上げ削り用の刃(リアブレード)で所定のサイズに仕上げます。
Veritas 丸棒削り機

今回は見本ということで、一番太い25.4mmの丸棒を作成してみます。

削る前に、本体の後ろ側に2枚の刃にそれぞれ対応しているマイクロアジャストを回して、刃の位置を丸棒のサイズに合わせてセッティングします。

詳しいセッティング方法は、3.ブレードのセッティングをご覧ください。

Veritas 丸棒削り機

本体に希望サイズのインサートをセットし、四角い棒をスクエアソケットを取りつけた電気ドリルに装着、回転させながら削り込みます。

希望する丸棒の太さよりも約3mm太めの四角い棒を用意します。

※取扱説明書に詳しく説明しています。

堅い木で太い丸棒を作る場合は、あらかじめ八角に面取りしておくと作業しやすくなります。

 

(25.4mmの丸棒をつくる場合は、本体にインサートを装着しません。)

Veritas 丸棒削り機 丸棒削り本体に材料を差し込みます。
Veritas 丸棒削り機

最初は低速で回します。

材料を真っ直ぐに押しあてて削ります。

もし水平器のついているドリルをご使用であれば、水平器を使って上下位置も確認してください。

Veritas 丸棒削り機

手前の刃で荒削りをします。

奥の刃で仕上げ削りをする仕組みになっています。

丸棒削りの出口側から25~50mmほど突き出すまでゆっくり送り、一旦スイッチを切って丸棒の仕上がり径をチェックしてください。

必要であればブレードの微調整をしてください。

Veritas 丸棒削り機

OKであれば出口側にガイドブッシングを取りつけて、本番。

Veritas 丸棒削り機 太い棒なら50cm以上の長さでも加工することができます。

※細い棒、特に6.4mmの場合は10cmくらいまでとお考えください。

 
Veritas 丸棒削り機 仕上げ削りまで終えた材料はきれいな丸棒に仕上がって出てきます。
Veritas 丸棒削り機 削り終わった丸棒が安定するように、写真のようなV字ブロックを作っておくと良いでしょう。
Veritas 丸棒削り機 長い材料の場合は特に必要になります。
Veritas 丸棒削り機

材料が丸く削れました。

スクエアソケットで保持していた部分のみ四角く残りますので、この部分をカットして丸棒の出来上がりです。

いろいろな樹種で加工することができるので、自分の好みの樹種の丸棒を作ることができます。

▲2.丸棒の作り方 に戻る


3.ブレードのセッティング
Veritas 丸棒削り機

作成する丸棒のサイズを変える時は、インサートやガイドブッシングを交換し、セッティングをおこなう必要があります。

※インサートやガイドブッシングのセッティングは、ブレードのセッティングの後に行います。

後ろ側の六角ネジとナットを緩めます。

Veritas 丸棒削り機 最初に、丸棒削りの刃を固定しているネジを付属の六角棒レンチを使って緩めてください。
Veritas 丸棒削り機 もう片方のネジも緩めます。
Veritas 丸棒削り機 次に、スパナを使ってナットを緩めます。
Veritas 丸棒削り機 両方のナットを緩めてください。
Veritas 丸棒削り機 ネジが切ってある軸に刃を押し付けます。
Veritas 丸棒削り機 刃を押し付けながら、目盛が付いているネジを反時計回りに回していきます。
Veritas 丸棒削り機 刃が本体にぴったり着くまで回してください。

目盛の0が、ちょうど真上あたりにくるはずです。

この状態が調整の基準となり、ここからブレードを各丸棒のサイズに応じて調整していきます。
Veritas 丸棒削り機

本体の裏側にセッティングのための表がついています。

一番左側の数字は作成できる丸棒の寸法です。

作成する丸棒のサイズに応じて、手前の刃(FRONT)と奥の刃(REAR)のブレード位置を調整します。

例えば、7/8"インチ(22.2mm)の丸棒を作成する場合は、手前の刃は0を基準にマイクロアジャストを10回転させます。

奥の刃はマイクロアジャストを6.3回転させます。

Veritas 丸棒削り機 作成する丸棒に合わせてダイヤルを回します。

今回は7/8インチ(22.2mm)の丸棒を作るので10回転まわします。
Veritas 丸棒削り機 ナットをしっかりとスパナで締めてください。
Veritas 丸棒削り機 反対側も同じように6回転と3目盛、回します。
Veritas 丸棒削り機

そして、同じようにナットをしっかりスパナで締めてください。

これで最初の位置あわせができました。

▲3.ブレードのセッティング に戻る


4.インサートとガイドブッシングの取り付け
Veritas 丸棒削り機

7/8インチ(22.2mm)のインサートです。

写真左下のパーツは、ガイドブッシングです。

Veritas 丸棒削り機 インサートを差し込むために六角ネジを緩めて、刃を取り外します。
Veritas 丸棒削り機 インサートを手前から中に差し込みます。
Veritas 丸棒削り機 インサートの切欠きの部分を丸棒削り本体と合わせてください。
Veritas 丸棒削り機 インサートを差し込んだら刃を取り付けます。
Veritas 丸棒削り機 六角棒レンチでしっかりと締めてください。
Veritas 丸棒削り機

セッティング表の横に小さな穴があいています。

インサートを固定する六角ネジです。

しっかりと六角レンチで締めてください。

Veritas 丸棒削り機

テストカットが上手くいったら、ガイドブッシングを差し込みます。

端にある小さな穴とガイドブッシング上のくぼみの位置が合うように差し込んでください。

Veritas 丸棒削り機 六角棒レンチでしっかりと固定します。 

 
▲4.インサートとガイドブッシングの取り付け に戻る


5.微調整
Veritas 丸棒削り機 丸棒削りの手前の刃は角材の荒削りをしてくれます。
Veritas 丸棒削り機 手前の刃はインサートの穴の大きさに削れるようにセッティングします。
Veritas 丸棒削り機 奥の刃で仕上げ削りをしてくれます。
Veritas 丸棒削り機

ガイドブッシングの径に削れるようにセッティングをおこなえば、きれいな表面の丸棒を作ることができます。

※刃の切れ味が落ちたら、刃をはずして研いでください。

Veritas 丸棒削り機 テストカットをして、丸棒が画像のようにがさがさの状態になってしまった場合は、刃の調整が上手くいっていないということです。
Veritas 丸棒削り機 六角棒レンチでダイヤルを緩め、目盛りを少しずつ回して、微調整してください。
▲5.微調整 に戻る


6.ブレード調整ゲージ
Veritas 丸棒削り機

ご購入時、ブレードは研磨され、刃の出し加減も調整してあります。

切れ味が落ちてきて刃を研いだりしたあとは、ブレード調整ゲージを使って、刃の出し加減を再度調節してください。

Veritas 丸棒削り機

写真の左側がブレード調整ゲージです。

刃の溝にネジを軽く締めておきます。

Veritas 丸棒削り機

ガイドの段差に刃をあててください。

ガイドには磁石がついています。

Veritas 丸棒削り機

ネジの平らなところをガイドの上にピッタリと合わせます。これで、ブレードの突き出し量は適切に設定されます。

六角棒レンチでしっかりと締めて刃を固定してください。

Veritas 丸棒削り機

このような作業を繰り返すことによって、いろいろな樹種の丸棒を製作することができます。

基本的にはインチサイズの丸棒を削るためのセットですが、刃の調節などを工夫するとミリサイズの丸棒を加工することができます。

いろいろと試してみてください。

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2008 / 8 / 30 投稿