PEG-1000 (1kg缶)
¥2,200(税込)
PEG-1000は常温ではロウ状の固体ですので(擬固点37℃)、お湯にPEG-1000を溶解させた溶液に木を浸漬するか、あるいは固形のPEGを加熱溶融(湯煎)し、木材の表面にブラシ(刷毛)で塗布します。
※PEG-1000は化粧品の材料としても使われているもので、消防法の危険物には該当しませんが、引火性があります(引火点250℃)。直火での加熱溶融はしないでください。
木地の表面にPEG-1000を刷毛で塗布したところ。
左側はみかんの生木の輪切りを1ヶ月間自然乾燥させたもの。割れがいっぱい入ってしまいました。
しかし、右のように生木を輪切り後、直ちにPEG-1000を塗布して乾燥させたものは、ほとんどひび割れていません。
こちらの写真は切り出したばかりの丸太(キハダ)を木工旋盤で加工したもの。
(完成時のサイズは直径約30cm、高さ約42cm)
加工後、割れを防ぐためにPEG-1000を塗布しました。
加熱溶融したPEG-1000を生木に塗布すると、温度が下がるため、いったんはロウ状に固まります。
次第に木材の水分を吸収して濡れた状態となり、その後に乾燥状態となります。
※塗布する量・材料によって乾燥具合は異なります。
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