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PEG-1000 (4kg缶)

生木の収縮による割れを防ぐ(生木専用)

品番 M_1431_04

¥6,787(税込)

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生木を加工して乾燥させる過程で、せっかくの作品に割れが生じてしまったことを経験された方は数多くいらしゃると思います。
そんな問題をPEG-1000が、かなり解消してくれます。

PEG-1000とは平均重合分子量1000のポリエチレングリコールです。
このPEG-1000は木の組織内の水分と置き換る性質があり、木材の収縮の原因となる木細胞中の水分の蒸発を防ぎ、形態安定性を高めることが木材工業では知られています。

内容量:4kg
PEG-1000 (4kg缶)

PEG-1000は常温ではロウ状の固体ですので(擬固点37℃)、お湯にPEG-1000を溶解させた溶液に木を浸漬するか、あるいは固形のPEGを加熱溶融(湯煎)し、木材の表面にブラシ(刷毛)で塗布します。

※PEG-1000は化粧品の材料としても使われているもので、消防法の危険物には該当しませんが、引火性があります(引火点250℃)。直火での加熱溶融はしないでください。

PEG-1000 (4kg缶)

木地の表面にPEG-1000を刷毛で塗布したところ。

PEG-1000 (4kg缶)

左側はみかんの生木の輪切りを1ヶ月間自然乾燥させたもの。割れがいっぱい入ってしまいました。
しかし、右のように生木を輪切り後、直ちにPEG-1000を塗布して乾燥させたものは、ほとんどひび割れていません。

PEG-1000 (4kg缶)

こちらの写真は切り出したばかりの丸太(キハダ)を木工旋盤で加工したもの。
(完成時のサイズは直径約30cm、高さ約42cm)
加工後、割れを防ぐためにPEG-1000を塗布しました。

PEG-1000 (4kg缶)

加熱溶融したPEG-1000を生木に塗布すると、温度が下がるため、いったんはロウ状に固まります。

PEG-1000 (4kg缶)

次第に木材の水分を吸収して濡れた状態となり、その後に乾燥状態となります。
※塗布する量・材料によって乾燥具合は異なります。

PEG-1000 (4kg缶)

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