Kreg ポケットホールスクリューのいいところ

なぜKregのビスがオススメなのか?それには理由があります!

Kregではポケットホール用のビスも多くの種類が用意されています。そんな中、

「ホームセンターでよく見かけるコーススレッドは使えないの?」

というお問い合わせをよく頂きます。
そんなご質問に対する弊社の回答は「使えなくはないです」となるのですが…

Kregのポケットホールスクリューは本当に良く考えられているのです!

ポケットホールジョイントはジグ本体だけでは完璧ではありません。
Kregのビスもあってこそのポケットホールジョイント。
ポケットホールスクリューは「ポケットホールジョイントの為に最適化されたビスである」といっても過言ではありません。

ポケットホールジョイントをするならコーススレッドではなくポケットホールスクリューを使ってほしい!
その理由を紹介させていただきます。

(c) Kreg Tool

 

①なめにくい!スクエアドライブヘッド

パワフルなインパクトドライバーでプラス穴のビスを使っていると、注意していても回転が速すぎてビスからドライバーが離れてしまったりして、頭をなめてしまうことってありますよね。

Kregのポケットホールスクリューは、全て「スクエアドライブヘッド」を採用しています。
四角の穴はプラスの穴に比べてドライバーがしっかり入り、回しやすく滑りにくい。
パワーが必要になるポケットホールジョイントにぴったりの形状です。

②穴にフィット!平らなヘッド形状

よく見かけるコーススレッドの頭は皿形状や首下がRを描いて細くなっているタイプが主流。
ポケットホールでできる穴は頭の当たる部分が平らになっているため、通常のコーススレッドではぴったりとはまりません。無理矢理押し込もうとすると材料が割れてしまう可能性も…。

ポケットホールスクリューは頭の下も平らになっているため、ぴったりと頭全体が密着、材料をしっかり固定します。

③材料が浮かない!しっかり引きつける半ネジタイプ

材料同士を固定しようとしたとき、ねじ込んでいるのになぜか材料が離れていってしまう…
もしかして、そのビスは「全ネジタイプ」ではありませんか?

全ネジタイプは半ネジタイプに比べ強力に固定できますが、ネジの先端部分よりも頭に近い部分の方が1回転あたりの引っ張る力が強く、手前の材が引っ張られてしまい、そのままでは隙間が空いてしまいます。
これを解決するには材料が浮き上がらないようクランプで固定するか、離れないようあらかじめ接着しておく必要があります。
Kregのポケットホールスクリューは全て「半ネジタイプ」です。
ビスの先端部分だけが引っ張るので、クランプや接着剤を使わなくても材料同士をしっかりと引きつけて固定してくれます。
ヘッドが密着して押さえつけるので、強度も全く問題ありません!

④用途で選べる!豊富なスクリューの選択肢

Kregのポケットホールスクリューは板厚・材料の硬さ・ポケットホールのサイズに合わせて様々な長さのビスが用意されていますが、さらに屋外向けにコーティングが異なるものも。

屋外用のビス2種類には、錆から保護する化学的に結合した3層構造の独自のコーティング(ブルーコート、Protec-Kote)で仕上げられており、亜鉛メッキコーティングと比べて400%も高い腐食抵抗特性を有しています。
また、HDジグ用のビスはより太く、屋外でもウッドデッキやテラスなどのよりハードな環境での利用も想定されています。

⑤材料が割れにくい!セルフタッピングスクリュー

Kregのポケットホールスクリューは、自ら穴を掘ってネジを切っていく構造のセルフタッピングスクリュー。

案内穴が片側の材だけでも相手側の材に穴を掘っていくため、特別なことをしなくても適切な位置で接合できます。
また、「掘って進む」セルフタッピングスクリューは材料への負担も少なく、材料が割れてしまうことを防ぎます。

 

すべての特徴が合わさることで、ポケットホールジョイントは強力・迅速・快適に行うことができます。
ポケットホールジョイントを行う際は、ぜひKregのポケットホールスクリューを使ってみてくださいね!

 

 

種類別 スクリュー一覧

 

720、520、320をご使用の方
K5、K4、K3、ミニ、R3をご使用の方

720、520、320使用時のスクリューと板厚の関係

 

※板厚によりスタンダードスクリューヘッドが飛び出すことがあります。
パンヘッドスクリューを使用すると飛び出し量を抑えることができます。

板厚13~15mm用 ワッシャーヘッドスクリュー
板厚13~15mm用 パンヘッドスクリュー
板厚15~22mm用 ワッシャーヘッドスクリュー
板厚22~33mm用 ワッシャーヘッドスクリュー
板厚33~38mm用 ワッシャーヘッドスクリュー

K5、K4、K3、ミニ、R3使用時のスクリューと板厚の関係

 

ワッシャーヘッドスクリュー
最も多く利用されている、屋内で使用する作品向けのビスです。

 

ワッシャーヘッドスクリューの特徴
対応ジグ 対応板厚 ドライバー コーティング 用途
K5、K4、K3
R3、ミニ
16mm~38mm #2 亜鉛メッキ 屋内用

 

ワッシャーヘッドスクリュー 一覧
ネジ 用途 スクリュー長さ 材料の厚さ 入数(本)  
細目 硬材用 32mm 19mm 100
38mm 22mm 100
粗目 軟材用 25mm 16mm 100
500
32mm 19mm 100
500
38mm 22mm 100
500
51mm 32mm 50
250
64mm 38mm 50
250

 

 

パンヘッドスクリュー
マイクロ専用。標準サイズよりも薄い板を用いた作品作りに利用できるパンヘッドのビスです。

 

パンヘッドスクリューの特徴
対応ジグ 対応板厚 ドライバー コーティング 用途
マイクロ 13mm~22mm #2 亜鉛メッキ 屋内用

 

パンヘッドスクリュー 一覧
ネジ 用途 スクリュー長さ 材料の厚さ 入数(本)  
細目 硬材用 19mm 13mm 100
25mm 16mm 100
32mm 19mm 100
38mm 22mm 100
粗目 軟材用 25mm 16mm 100

材料の板が薄くなるほど、板が割れやすく、スクリューが板から飛び出したりしやすくなります。
ポケットホールの加工はテストピースなどで充分に確認してから本使用してください。

 

 

ブルーコートスクリュー
高い耐腐食性コーティング・ブルーコートが施された、屋外で使用する作品向けのビスです。

 

ブルーコートスクリューの特徴
対応ジグ 対応板厚 ドライバー コーティング 用途
K5、K4、K3
R3、ミニ
19mm~38mm #2 ブルーコート 屋外用

 

ブルーコートスクリュー 一覧
ネジ 用途 スクリュー長さ 材料の厚さ 入数(本)  
粗目 軟材用 32mm 19mm 100
51mm 32~35mm 50
250
64mm 38mm 50
250

 

 

ポケットホールジグXL / クレッグジグHD用スクリュー
XL/HDジグ専用。標準より太く、ブルーコートと同等のコーティングが施されているビスです。

 

XL/HDスクリューの特徴
対応ジグ 対応板厚 ドライバー コーティング 用途
XL/HD 38mm #3 Protec-Kote
(ブルーコートと同等)
屋外用

 

XL/HDスクリュー サイズ一覧
ネジ 用途 スクリュー長さ 材料の厚さ 入数(本)  
粗目 軟材用 64mm 38mm 30
125

 

 

XL専用スクリューの特徴
対応ジグ 対応板厚 ドライバー コーティング 用途
XL 88mm~ #3 Protec-Kote
(ブルーコートと同等)
屋内/屋外

 

XL専用スクリュー サイズ一覧
ネジ 用途 スクリュー長さ 材料の厚さ 入数(本)  
粗目 軟材用 101mm 88mm~ 30
75

 

 

このHOW TOで紹介した商品

PAGETOP