トップ
> Beaver Craft ビーズワックス (60g)
容器・形態
仕様
分類 |
ワックス |
常温下での状態 |
形態 |
ペースト~固形 |
色 |
黄褐色 |
適合 |
下塗り |
オイル |
上塗り/仕上げ |
カルナバワックス
ウッドターナーズワックス
ウッドワックス22 |
施工 |
ウエス塗り |
乾燥時間 |
半硬化乾燥
(重ね塗り可) |
3~5時間 |
硬化乾燥
(≠完全乾燥) |
24時間 |
推奨塗装回数 |
2~3 |
用途例 |
食器以外のターニング作品
家具・雑貨
道具の柄 |
主成分 |
蜜蝋
亜麻仁油
ココナツ油 |
塗装サンプル
いずれも3回塗装で、素地を含め4つに区分けして色味の変化を段階的に表しています。
木地の素地調整は#400まで。
ウエスによる塗布。ウェットサンデイング(塗りながらの研磨)は行っていません。
塗装1回目の乾燥後、#800で研磨。塗装2回目の後には無研磨で3回目を塗装。
乾燥後、仕上げにわずかにウエスによる磨きを施しています。
特長
蜜蝋をベースに亜麻仁油・ココナツオイルを調合した塗布しやすいペースト状ワックス。
固形に近い硬めのペーストですが、表面をウエスで擦ると軟らかくなり、簡単にウエスに付着します。
一般的なオイル塗料に比べると濡れ色になりにくく、しっとりとした艶を与えると共に木目を際だたせ、木質感を活かした美しい仕上がりとなります。
蜜蝋:ミツバチ由来の動物性の蝋。塗面の防水性を高めると共につやを与えます。
亜麻仁油:亜麻の種子から取れる植物性乾性油(固まる油)。木材に浸透して硬化し、木材を保護します。
ココナツオイル:ココヤシの果実から抽出される植物性不乾性油(固まらない油)。木材に浸透し保湿します。
比較 ビーズワックス(蜜蝋+アマニ油)と タングオイル(桐油)
① オイル塗料に比べると濡れ色になりにくく、しっとりとした艶を与えると共に木目を際だたせ、木質感を活かした仕上りとなる。
② 耐水性・耐熱性・耐紫外線性に優れた高性能の植物性乾性油。深く浸透し、比較的濡れ色が強く、光沢は少ない。
作業手順
① ウエスに少量のワックスを取り、木材の表面に均一に伸ばして摺り込みます。
② 新しいウエスで直ぐに余分なワックスを除去し、表面全体を拭き上げます。
③ 3~4時間乾燥させた後、オイルを吸収して起き上がった木材の繊維(表面のざらつき)を#800のサンドペーパーを軽くかけて整えます。
④ 同様に2回目を塗ります。
⑤ お好みで3回重ねます。最終層を塗った後、20~25時間乾燥させます。