Beaver Craft ベントガウジ
¥2,552(税込)
名称 | ベントガウジ | スプーンカービングナイフ | ストレートナイフ |
---|---|---|---|
刀身(ブレード)の形状 | 丸曲ノミ | 片刃(右) | 片刃 |
刃(エッジ)の形状 | スイープ#7(浅丸) | 片刃 | 両刃 |
曲率半径R [mm] | - | 15 | - |
刃長 [mm] | 130 | 50 | 60 |
刃幅(先-元)[mm] | 22 | 15 | 14 |
刃厚 [mm] | 2 | ||
柄長さ [mm] | 155 | 130 | 105 |
全長 [mm] | 285 | 195 | 185 |
刃素材 | ブロミンバナジウム鋼 | ||
柄素材 | オーク |
粗削りから仕上げまで
22mm の浅丸なので切削抵抗が大きすぎず、ベーシックな丸曲がりノミとして活躍します。
被加工面に突き立てるのではなく、形状に沿わせつつ、表面をすくい上げるように操作するのがコツです。
粗削り~中削りでは柄を両手で持ち、刃に近い方の手に押す力、柄尻側の手に動きの操作を担わせることで、スムーズに力強く彫り進めることができます。
仕上げの際は柄を一方の手で持ち、もう一方の手の親指を穂の縁に添えることで、動きを繊細に操作することができます。
※単品での取り扱いもございます。
詳細についてはBeaver Craft ベントガウジのページをご参照ください。
②スプーンカービングナイフR15mm RH(ライト)
白鳥の首のようにS字を描くブレードは自然と窪みを削り出すに相応しい形状になっています。
浅いスプーンはもちろんのこと、ククサのように深い窪みや中刳りが開口部よりも広がっているような形の内壁にも刃が届きます。
片刃なので背を指で押すこともでき、ストレートナイフのような感覚で安定した削りができます。
ちょっと大きめ(R15mm)、柄長め(130mm)
サーバースプーンやククサ、椀などにも適した大きめのブレードと、片手持ちと両手持ち、どっちも使える絶妙なサイズ感。
柄尻が若干細くなっており、両手持ちの際の感触も良い。
左図はBeaver Craft スプーンカービングナイフR12.5mm RH (ライト)との比較です。
基本の持ち方(引き削り)と押し削り
刃を手前に向けて引き寄せるように削るのが基本形。この時、右手で持つように設計されているのが「ライト」です。
粗削りの段階では、木材の繊維方向を横切るように、いわゆる横摺りにして、切削量を多めに手早く彫り進めます。
ブレードの背を押して削る場合は、逆に柄を左手で持つ形になります。
詳細については類似商品のページをご参照ください。
③ストレートナイフ刃長80mm
元から腹にかけては平行に近く、切っ先に向かって円弧を描くような形状。
粗削りにも使いやすい刃長80mm。
両刃研ぎなので、押しても引いても同じ感覚で削れ、木材の繊維方向に合わせて順目になるように操作しやすい。
柄は、親指と小指のグリップが効きやすい形状なので、特に力を込める粗削りの際に安全かつ効率的な作業に適しています。
粗削りから仕上げまで使える万能ナイフ
刃の元側から先端に向かってスライドさせながら、大きなストロークで力強く粗削りすることにも耐えますし、柄を握る手の反対側の親指でブレードの背を押すスタイルで、先端部を使って細やかな操作をすることにも適しています。
※単品での取り扱いもございます。
詳細についてはBeaver Craft ストレートナイフ刃長80mmのページをご参照ください。
ベントガウジの刃研ぎについて
刃の形状が合った砥石を用意するのが難しい場合は、紙やすりと革砥で研磨するのが便利です。
BEAVERCRAFTのパドルストロップ(スプーンナイフ用)は荒砥・中砥用の紙やすりと仕上砥用の革砥が一体になっており、それぞれ凸面凹面両方を研ぐことができるのでおすすめです。
スプーンナイフの刃研ぎについて
刃の形状が合った砥石を用意するのが難しい場合は、紙やすりと革砥で研磨するのが便利です。
BEAVERCRAFTのパドルストロップ(スプーンナイフ用)は荒砥・中砥用の紙やすりと仕上砥用の革砥が一体になっており、それぞれ凸面凹面両方を研ぐことができるのでおすすめです。
ストレートナイフの刃研ぎについて
作業の合間にこまめに切れ味を改善させたい時には、革砥とコンパウンドで研磨するのが便利です。
BEAVERCRAFTのパドルストロップは柄付きでしかも大判。
しっかりと研ぎ直しが必要な場合は一般的な水砥や油砥をご使用ください。
ウクライナ発のハンドカービングツールメーカー、Beaver Craft(ビーバークラフト)。
創立2014年の若いメーカーながら、木工道具販売の長い歴史を背景に使用者の要望に敏感に応え、ウッドカービングの入門者から熟練者まで幅広く、アイデアと品質を提供できる道具作りを目指しています。
鋼材として特殊なブロミンとバナジウムが合金化された高炭素鋼を採用。57-58 HRCのレベルの硬度を持ち、粘りの強い素材なので、カービングに適しています。
ものづくりの視点はアッシュやオーク製の柄、本革製のシース、研磨道具にも行き届いています。
一点一点手仕事にこだわって作られた牧歌的な美しさをまとった道具は、手の馴染みもよく、きっと創作活動に広がりをもたらすでしょう。