ジェスモナイト AC730 でフェイクストーンをつくる

道端に転がっている石ころ
そのままでは、「ただの石」

僕とその石の間には
繋がりも価値もない、
「ひとり」と「ひとつ」の関係

そんなひとつの石をコピーしてみたら?
ふと、ささやく「好奇心」
ジェスモナイトで、石のコピーを作ってみる。
つくった先には、何がある?
下記の作成手順は、あくまでも参考です。
これらの手順は、作成者の技能、環境や材料、道具等が異なればそれらに適した対応が必要になります。
最も安全で最適な方法を考慮し、おこなってください。
怪我・失敗等につきましては当社は責任を負いかねます。
作成手順で使用している商品は、ページ最後の「このHOWTOで使用した商品」より詳細がご覧いただけます。

 

 

用意するもの

 

ジェスモナイト AC730(お好みの色)
JESMONITE ジェスモナイト AC730 専用 リターダー(硬化遅延材)
③ 型取り用ブロック
④ 油粘土
⑤ 型取り用シリコーンゴム
⑥ ミニリューター

 

 

手順1「シリコーンゴムで型をつくる」

 

好きな形の石を道端で拾ってきた。
タワシで丁寧に水洗いし、綺麗にする。

石の型取りに使うのは、シリコーンゴム。

型取りブロックを石のサイズの半分ほどまで組み、その中に油粘土を詰める。

油粘土の中央に、石の半分が隠れるまでギュッと押し込む。

石のてっぺんが隠れるまで、ブロックを積み上げる。

石がしっかりと隠れるまでシリコーンゴムを流し込む。シリコーンゴムが固まるまでの時間はおおよそ半日程度。

シリコーンゴムが固まったら、型取りブロックを取り外す。

ブロックから取り出した、油粘土とシリコーンゴムのかたまり。

油粘土を優しくはがしていく。

石が収まった状態で、次は上側の型取りへ。

石が見えている方向を上にして、再度ブロックを組み上げる。

石の上部まで型取りブロックを積み上げてから、2回目のシリコーンゴムを流し込む。

内部の気泡を逃がすため、壁面をトントンと叩く。

シリコーンゴムが固まったら、型取りブロックを取り除く。

2つの型を優しく剥がす。

内部の石を取り除き、綺麗に型取りができた。

ジェスモナイトを流し込むための通り道(湯口)をカット。

反対側のブロックの同じ位置もカットして、下準備はおわり。

 

 

手順2「ジェスモナイトを流し込む」

 

計量したジェスモナイト AC730 リキッドにベースを入れる。
ジェスモナイト AC730 は粘度が高く、リターダー(硬化遅延材)の併用がおすすめ。

手早く、均質になるように混ぜる。

シリコーンゴムの湯口からジェスモナイトを流し込む。

シリコーンゴムの側面から振動を与え、液状化させて流し込む。

おおむね3~4時間程度で型から取り出せるようになる。

裏面のバリをリューターなどを使って除去すれば完成。

後加工なしでも石のような質感、まるで本物。
普段は気にも留めない「道端の石」という存在を、自分で手を動かしてつくる、という謎の行為。
そこから生まれる、新しい「価値」

「つくる」ことを通して感じる、「楽しみ」や「喜び」が、新たな感情を呼び起こす。
想いをこめて、なにかをつくる。こんなこともきっと、私がつくる意味。
つくることって、やっぱり楽しい。

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