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JESMONITE ジェスモナイト AC100 14Kgセット

「簡単」「安全」「自由な仕上げ」 手軽に楽しむ 樹脂クラフト

品番 M_50031_14000

¥17,270(税込)

数量:

在庫あり ○
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「液体リキッド」と「粉末ベース」を混ぜるだけ
40分で硬化する新世代の樹脂素材「ジェスモナイト」は、1984 年イギリスで開発された「反応性ミネラルベース」と「純粋な水性アクリル樹脂」からなる複合造形マテリアル。
従来から使われている FRP/ キャスティング用樹脂の代替素材として、ヨーロッパをはじめ世界中で広く使われています。

従来の一般的な油性樹脂とは質感が異なり、石のような重厚感のある上品な質感を持っています。ピグメントや顔料による着色で非常に鮮やかな発色が得られるため、小さなアクセサリーから家具・彫刻・家・内装、ディスプレイ、アクセサリー、建築など、幅広い用途の立体物制作に使用可能です。

セット内容
ジェスモナイトリキッド 4kg
ジェスモナイト粉末ベース 10kg
(混合比 リキッド 1: ベース 2.5)
「粉末ベース」の容器がプラスチックから紙に変更になりました。

大容量の 14kg セット(本商品)の他、3.5kg7kgセットもご用意しています。

© Jesmonite Japan Distribution

工程
ジェスモナイト 3つのおすすめポイント
おすすめポイント①簡単

混ぜて、流せば、できあがり!
水性アクリルのリキッドと粉末のベースとを3分間混ぜ合わせ、型に流し込むだけで常温で硬化がはじまります。
硬化開始時間は混合後 15-20 分と時間に余裕があります。
約 40 分後には型から取り出せる程度まで固くなりますので、同じ型を使った繰り返しの作業もスムーズです。
基本の配合比はリキッド 1 に対してベース 2.5 です。一般的な混合硬化素材では厳密な計量が求められるところですが、ジェスモナイトはやや比率が変わってもしっかりと固まってくれるのがいいところ。
有機溶剤を含んでいないため、計量や混合は一般的な紙コップやプラ製コップが使用できます。
水性ですので使用後のカップや混ぜ棒は水洗いできます。

おすすめポイント②安全

臭くない・危なくない
人体と環境にやさしい、有機溶剤・VOC フリー樹脂(揮発性有機化合物を含まない)


混合前の安定状態から混合・硬化時に至るまで、全ての作業課程において刺激臭が発生しないため、自宅の個室等でも気兼ねなく作業することができます。
硬化時の発熱は 40°C程度・計量の不備・混合不足に起因する過渡の発熱や、化学反応による発泡の心配もありませんので、樹脂造形の経験もない方でも手軽に扱うことが可能です。

従来のポリエステル樹脂やポリウレタン樹脂・エポキシ樹脂を用いた FRP/ キャスティング(注型)造形では、有機溶剤が含まれる材料を使うことになり、十分な換気設備と作業者の健康に最大限の配慮を行う必要があります。
当然ながら樹脂造形を行う場所は限定されることになり、初心者にとっても、コスト / 環境 / 健康面で大きなハードルがそびえていました。ジェスモナイトはこれらの樹脂造形およびコンクリート造形の安全な代替として、1984年にイギリスJesmonite Ltd.社のピーター・ホーキンスにより開発されました。
有機溶剤を使用しないこの水性樹脂は、人体に害が少なく環境にも優しい立体造形材料として芸術家 / 彫刻家の作品制作やアートワーク、また考古学・古生物学のモデル作成などにも 30 年以上に渡り長く使われてきています。

おすすめポイント③自由な仕上げ

樹脂で作ったとは思えない、石のような落ち着いた風合い
着色剤による鮮やかな発色・金属や石砂の添加など、様々な質感・色・仕上げが可能です。

< 着色 >
ナチュラルな状態のジェスモナイトはややピンクベージュがかかったオフホワイト(白色)です。
ジェスモナイト専用のピグメントはほんののわずかな量でも鮮やかに発色するためおすすめです。(混色可)
(専用ピグメント以外では水性絵の具・アクリル絵の具・水性顔料などがご使用いただけますが、メーカーによって成分が異なるため、作業性や性能に影響が出ることがあります。)

< 金属表現 >
ジェスモナイト メタルフィラー(銅・真鍮・ブロンズ・シルバーの4種類)を使うと表面に金属光沢を付加することができます。(型の表面に塗る「ゲルコート材」として使用します。)フェイクではなく本物の金属を添加していますので、意図的な酸化による錆びや緑青表現・磨き直しも可能です。

< その他の素材の添加 >
石・ガラス・砂・炭・布・繊維・花・木材・茶葉など

さまざまな表現方法の例

2色以上のジェスモナイトを同時に流し込んで模様を作る「マーブリング」

2色以上のジェスモナイトを時間差で流し込むと、色の境界線をくっきりとさせることができます。

ジェスモナイトの薄板を細かく割ったフレークを混ぜます。

砂や石、繊維等の異素材を混ぜ合わせると一段と変わった表情が浮かび上がります。

メタルフィラーを表面に塗った後、ジェスモナイトを充填させて硬化させます。硬化後にスチールウールで磨くと光沢が出ます

鉄粉を混ぜたジェスモナイトを意図的に酸化させ、錆を発生させています。

麦茶・緑茶・紅茶などの廃材を混ぜてアップサイクル(捨てられるものに新しい価値を与えること)

ほんのり素材の香りがするような...。

美しい自然のテクスチャを切り取りました。

チキソロープ(増粘剤)を添加してとろみをつけたジェスモナイトを風船に垂らしていきました。
ランプシェードとしても使えそうです。

ジェスモナイトの使いかた

作業に必要なもの
・ジェスモナイト
・はかり
・プラスチップのカップ
・混ぜ棒
・流し込み用の型
・水研ぎ用サンドペーパー
・( 着色する場合 ) ピグメント

ここでは大理石調の質感の作り方をご紹介します。
「テラゾ」と呼ばれるこの技法は、ジェスモナイトの薄板を細かく砕いたフレーク(事前に作っておきます)を混ぜることによって生み出します

① リキッド(液体)とベース(粉末)の混合割合は 1:2.5必要な分量を測りで計測します。

着色する場合は、混ぜ合わせる前にリキッド側でおこないます。専用ピグメント(着色剤)はほんのわずかの量でも鮮やかにしっかりと発色します。

リキッドにベースを混ぜ合わせ、約3分間しっかりと混ぜ続けます。

3分間混ぜ終わったら、事前に作っておいたジェスモナイトのフレークを入れ、ざっくりと混ぜ合わせます。

硬化が始まるまで、まだ15分近く時間の余裕がありますので、慌てなくても OK です。

混ぜ終わったジェスモナイトを型に流し込みます。
(ここではシリコンモールドを型として使用しました。)

軽く型を揺すったりつついたりして、内部の空気を外に逃します。

約 40 分程度で型から抜き出せる程度まで硬化します。
型から抜き取ったジェスモナイトは、人肌程度の硬化熱と湿気を帯びています。
使用後の道具は水洗いが可能です。

全ての表面に空気が触れるように、割り箸などの上に置いて乾燥させます。
完全硬化まで 1 日~2日程度静置しておきます。

乾燥後にサンドペーパーで研磨を行うと、フレークの色がはっきりと浮かび上がってきます。

研磨粉を周囲に撒き散らさないウェットサンディング(水をつけながら磨く)がおすすめです。

完成!

関連商品

ジェスモナイトAC100は14kgセット(本商品)のほか、3.5kg/7kg のご用意もございます。

・ジェスモナイト AC100 3.5kg セット
・ジェスモナイト AC100 7kg セット
・ジェスモナイト AC100 14kg セット(本商品)

ジェスモナイト AC100 スターターキット
ジェスモナイトを始めてみたい方に最適なお試しセット。

・AC100 のリキッド + ベース(900g)
・赤 / 青 / 黄の3色のピグメント
・六角形 / 四角形2種類のコースター用シリコンモールド

が含まれているので、届いてすぐに樹脂造形をお楽しみいただけます。

(着色剤)ジェスモナイト ピグメント
着色性能が良く、ほんのわずかな量でも鮮やかに発色します。
ラインナップは標準色10+蛍光色3の全13種類で、混色も可能。

最大添加量はベースとリキッドの混合重量にに対して最大2%までです。

金属表現におすすめ ジェスモナイト メタルフィラー
AC100 に混ぜることで金属の質感を追加する、純度 100%の金属粉末です。
銅・真鍮・ブロンズ・シルバーブロンズの全4種類
型の表面に塗る「ゲルコート」として使用します。
本物の金属のため、緑青や錆の表現も可能です。

Fe パウダー
ジェスモナイトに混ぜて使える鉄粉です。
スチールウールやワイヤーブラシで磨くことで鉄の金属表現ができます。本物の鉄ですので時間とともに酸化します。
酢など酸性の液体を使い、意図的な錆表現をすることも可能。
最大添加量はベースとリキッドの混合重量にに対して最大100%(混合重量と同量)までです。

(アクリルシーラー)AQSコート
完成後の造形物に耐久性と耐候性を付加する半ツヤ仕上げのシール材です。
(純正シーラー廃盤のため、後継品のご案内となります。)

(増粘剤)ジェスモナイト チキソロープ
ジェスモナイト AC100 の粘度を上げて垂れにくくします。

(増粘剤)ジェスモナイト リターダー
ジェスモナイト AC100 の硬化時間を延長させます。

キャスティング(注型)する型について

・シリコン
・石膏
・ポリ系素材
・アルジネート
・3D プリンターによる PLA/ABS 素材
・PP/PET 素材
  などの使用が可能です。

既製の「シリコンモールド」を使う

ジェスモナイトを最も手軽に始められるのはシリコンモールド。お好みの型で色や模様をアレンジしてお楽しみいただけます。
オフの店ウェブショップでは現在、ジェスモナイトに最適な形、サイズのシリコンモールドを複数取り扱っております。

「Mayku 真空成形機 フォームボックス」で自分でつくる

手軽に真空成形が楽しめるMayku フォームボックスがあれば、ジェスモナイト流し込み用の型をつくることができます。
(PP/PET 製のシートを熱成形します。)

シリコンモールドをセルフメイク

ここからは本格的。
自作した原型をもとに、シリコーンゴムで型取りする方法もあります。
(シリコーンゴムの弊社取扱はありません。)

3D ソフトで型をデザイン→3D プリンターで出力

3D ソフト& 3D プリンターを駆使して、複雑な形状を持った金型づくり。
一般的なFDM(熱溶解積層)方式3D プリンターの材料のPLA/ABS がおすすめです。

工程
その他の商品情報 / 技術情報

・VOC フリー、有機溶剤フリー
・FRP、注型、中空成形、吹付、塗布、パテ盛り/ 削りなど、幅広い成型方法
・混合比ベース2.5:リキッド1
・硬化開始時間15 分~ 20 分(18℃・遅延材なしの場合)
・常温で硬化し、硬化時の発熱は40 ℃程度
・硬化時の収縮膨張はほぼなし(0.15% )
・圧縮強度:25 ~ 30Mpa・引張強度:25 ~ 35Mpa
・欧州規格火災試験認証(EN1350-1 "B-s1-d0")適合
・高い硬度、対候性、難燃性
・硬化物はマットな風合いで、塗装を前提としない使い方が可能
・着色剤、金属、石砂等の添加による、様々な色・質感・仕上げが可能
・塗装は水性アクリル塗料が最適。溶剤系塗料も使用可能なものがありますが、必ず事前に
各自でテストを行ってください。
・シリコン、石膏、ポリなどの型素材はもちろん、アルジネート、PP/PET(バキューム成型
等)、ポリエチレンフィルム(ビニール袋)なども型として使用可
・商品は5℃~ 25℃の乾燥・安定した室内に保存してください。( 常温保存)
・商品購入後6ヶ月以内にご使用ください。

ユーザーガイド

技術仕様書

欧州規格 EN13501-1 耐火試験認証レポート

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