旋盤の固定方法(KC-14、KC-14 DO、KC-10)

※写真は旧KC-14ですが、KC-14 DO、KC-10でも同じように固定することができます。
旋盤の固定方法(KC-14、KC-14 DO、KC-10)

取り付け用の板を用意します。

(例)
写真は300mm x 900mm 厚さ18mm
広葉樹の集成材

旋盤の固定方法(KC-14、KC-14 DO、KC-10)

3/8インチサイズのボルトと平ワッシャーを各4ケ用意します。ボルトは板の厚さが18mmなら25mm~35mm程度の長さが必要です。

旋盤の固定方法(KC-14、KC-14 DO、KC-10)

本体の穴位置を出来るだけ正確に把握して板に印を付けます。
ボルトの頭と平ワッシャーが隠れる程度の深さの穴をフォスナービットであけたら、3/8インチより太めの穴(12mm程度)の貫通穴を中心にあけます。
穴を少し大きめにしておく事で、微調整が可能です。

旋盤の固定方法(KC-14、KC-14 DO、KC-10)

4ヶ所とも同じ作業をしましょう。

旋盤の固定方法(KC-14、KC-14 DO、KC-10)

フォスナービットの穴径はスパナが入る大きさにしておくのが良いでしょう。

旋盤の固定方法(KC-14、KC-14 DO、KC-10)

しっかりと4ヶ所のネジを閉めましょう。

旋盤の固定方法(KC-14、KC-14 DO、KC-10)

回転半径の小さな物や、偏芯していない材料の時は板に取り付けた旋盤本体を作業台に置いだけの状態で使用できます。

旋盤の固定方法(KC-14、KC-14 DO、KC-10)

作業台と板の間に木くずなどが入ると滑ってしまう事もあるので、作業台と板はクランプで固定する事をお勧めします。
もし、旋盤を直接作業台の上に置く場合は滑りどめなどを間に必ず入れてください。

旋盤の固定方法(KC-14、KC-14 DO、KC-10)

専用台を作って、より安定した作業環境を構築する場合、時間経過と共に各部が緩んで来る事も考慮して、主要部分にはベンチボルトを使う事で増し締めが可能になります。

PAGETOP