EWT イージーホロワー #2&#3の使い方

ツールレストへの置き方

ツールレストに若干、前下がりに置いて使います。
安全面において重要です。

左の写真がベストポジション(前下がり)です。

この状態で、カッティングエッジ(刃先)が回転軸の中心にセットされるようにツールレストの高さを微調整してください。

左の写真が水平ポジションです。

この状態で、カッティングエッジ(刃先)が回転軸の中心にセットされるようにツールレストの高さを微調整すれば削ることは可能ですが、前下がりにセットした時に比べ削れ方が少し積極的になり、場合によってはキャッチの可能性が高まります。

ワンポイント・アドバイス

前下がりの状態で削り進んだ場合、ツールレストからの飛び出し長さ(オーバーハング)が大きくなるとカッティングエッジ(刃先)の位置が回転軸の中心(芯)よりも下がってしまいます。その場合、周速の遅い中心付近に削れない部分が出来てしまいます。

左の写真は前上がりの状態です。
泡がレッドゾーンの位置になっています。

この状態で、カッティングエッジ(刃先)が回転軸の中心にセットされたとしても、安全な切削が出来ず、キャッチを誘発する可能性が高まりますので危険な使い方になります。

#2と#3の左サイドには"Tool Rest Zone”と書かれたステッカーが貼られています。
ツールレストに載せる部分はこの範囲内から出ないでくださいという注意を促すものですので守りましょう。

※カーブした部分をツールレストに乗せるのは非常に危険ですので絶対に行わないでください。

ツールレストの高さ調整について

カッティングエッジ(刃先)は回転軸の中心(芯)の高さに合わせて使います。
実際の飛び出し量がどれくらいか考えてツールレストを離して調整します。
材料を回転させて回転軸の中心(芯)を求める方法以外に、ドライブセンターや回転センターの先端を参考にすることが可能です。

 

替刃の着脱・交換・シャープニングについて

切れ味が落ちたと感じられた場合は刃を回転させて別の面(まだ使っていない部分)に変えましょう。
替刃を外すには、付属の六角棒レンチを使って替刃を固定しているネジを緩めます。
替刃の未使用部分に合わせて回転させたのち、しっかりネジで固定してください。
1周使い終わったカッターは、上面をダイヤモンドシャープナーなどを使ってフリーハンドでシャープニングすると若干の切れ味の復活が可能なようですが、基本的にカーバイト(超硬)カッターは新品同様に砥ぐことが出来ないため使い捨てとなります。

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