
ルーターテーブルDRT4にルーターを取り付けるには、インサートプレートにルーター取り付け用の穴あけ加工が必要になります。
インサートプレートの裏側に穴をあけ、ルーターを逆さの状態で固定します。ルーターの位置決めがしやすいように中心線をケガキます。

今回、このマキタ12mm電子ルータ RP2301FCを取り付けてみます。
※お手持ちのルーターがルーターテーブルやインサートプレートに収まるか確認してください。ルーターの機種によっては、対角線上に取り付けないとうまく収まらない場合があります。

ルーターのプラスチック製のサブベースを外し、アルミ・インサートプレートの上に置きます。インサートプレートの中心線にルーターのサブベースを重ね、その外周が一致するように合わせ、位置を決めます。サブベースの裏表に注意してください。また、ルーターを取り付けた時の向きにも注意して位置を決めてください。

決めた位置がずれないよう、インサートプレートとサブベースをテープで仮止めします。これだけでは動きやすいので、穴あけ作業時にはしっかりクランプで固定してください。

サブベースのルーター固定用ビス穴の位置で、同じ径の穴をインサートプレートにあけます。※サブベースの穴を削らないように注意して穴あけ加工をしてください。インサートプレートはアルミ製ですので、金属用のドリルビットをご使用ください。

穴あけが終わったらサブベースを外し、インサートプレートの表側からビスの頭が飛び出さないよう面取りをします。

マキタ12mm電子ルータRP2301FCは、ルーターテーブルの上面からドライバーを使って切り込み深さの調整ができるので、そのための穴も合わせてあけました。

インサートプレートにルーターをビスで固定します。ルーターのサブベースを固定していたビスでは、長さが不足している場合があります。その場合は、同じ太さ、ピッチで適切な長さのビスをご用意ください。

インサートプレートにルーターを取り付けた状態です。この状態でルーターテーブルDRT4にセットします。