アリ溝・アリホゾの加工に

蟻(アリ)とは接合強度を高めるために先に向かって広がるように台形に加工した継ぎや仕口のことで、英名はダブテール(=鳩尾)。
手加工では難易度の高いアリを精度高く加工できるビットです。
蟻継ぎ・蟻掛け・蟻形追入れ接ぎ・吸付き蟻桟・寄せ蟻(送り蟻)などの加工に重宝します。

ダブテールビット1本で雄・雌両方加工できます。
精度の高い接合を施すためには的確な設定が必要です。微調整ができるフェンス等の治具があると便利です。
首が細く、特に溝加工の際は木屑の排出性も悪いため、折れやすいビットです。切削抵抗を考慮してストレートビットのように段階的に深さを増すわけにもいきません。
深い溝を加工する際は、あらかじめストレートビットなどで予備加工しておくことで切削抵抗を減らすことをおすすめします。
ラインナップ一覧
一覧表は下記の3階層に分類した後、刃径の小さいものから、同径のものは刃長の小さいものから順に掲載しています。
①ブランド(KERV / OTORO / AMANA)
②形状・素材(刃数・プランジ刃の有無・替刃式など)
③軸径

オフ・コーポレイションの基幹ブランド。
多彩で豊富な品ぞろえと確かな品質をリーズナブルな価格で。


軸径(C) | 角度(E) | 刃径(A) | 刃長(B) | 軸長(D) | 品番 |
---|---|---|---|---|---|
6mm | 8° | 6.4mm | 6.4mm | 32mm | K206-681 |
12.7mm | 20.6mm | 32mm | K206-682 | ||
14° | 9.5mm | 9.5mm | 32mm | K206-683 | |
12.7mm | 12.7mm | 32mm | K206-684 |
軸径(C) | 角度(E) | 刃径(A) | 刃長(B) | 軸長(D) | 品番 |
---|---|---|---|---|---|
12mm | 8° | 17.5mm | 25.4mm | 38mm | K206-245 |
20.6mm | 31.8mm | 38mm | K206-246 | ||
14° | 12.7mm | 12.7mm | 38mm | K206-247 | |
19.1mm | 19.1mm | 38mm | K206-248 |
ジョイントジグ専用のダブテールビットにつきましては、各ブランドページをご覧ください。

