《はじめてみよう!ジェスモナイトでものづくり》マーブリングのコースターづくり体験

このコンテンツは、静岡市立清水第8中学校2年生の生徒さんの職業体験の一環として共同制作しました。

「液体リキッド」と「粉末ベース」を混ぜるだけでかたまる「ジェスモナイト」
色鮮やかなアクセサリーやフラワーベース、トレーなどが自宅で気軽に作れ、ものづくりに関心のある女性を中心に隠れた人気になっているようす。
今回は、そんなジェスモナイトのものづくりの楽しさを、中学校で美術部に所属するMさんとRさんのおふたりに体験してもらいました。

下記の作成手順は、あくまでも参考です。
これらの手順は、作成者の技能、環境や材料、道具等が異なればそれらに適した対応が必要になります。最も安全で最適な方法を考慮し、おこなってください。
怪我・失敗等につきましては当社は責任を負いかねます。

作成手順で使用している商品は、ページ最後の「このHOW TOで使用した商品」より詳細がご覧いただけます。
《はじめてみよう!ジェスモナイトでものづくり》マーブリングのコースターづくり体験

「ジェスモナイト」は「液体=リキッド」と「粉末=ベース」を混ぜると固まる樹脂素材です。
一番最初に大切なことは「材料をしっかりと計量すること」
お菓子作りのように、正しい量になるように正確に計ることは基本中の基本です。
基本の比率は液体1に対して、粉末が2.5
マーブル模様は柔らかいほうが作りやすいため、今回はリキッド36g:ベース80gの配分で使用しました。

《はじめてみよう!ジェスモナイトでものづくり》マーブリングのコースターづくり体験

ダマになりにくくするため「リキッド」に「ベース」を入れます。
(無色のジェスモナイトはほんのりピンク色になります。リキッドに白のピグメントを数滴垂らしておくと、はっきりとした白色がつくれます。)

Rさんの感想
「料理の作り方みたいで楽しい!」

《はじめてみよう!ジェスモナイトでものづくり》マーブリングのコースターづくり体験

「3分〜5分間」頑張って混ぜ続けます。
しっかり混ざっていないと、完成時に色ムラが発生しやすくなるため頑張って!

Mさんの感想
「5分間ダマにならないようにグールグルグル混ぜる事が大変でした。次の日に筋肉痛になりました。」

《はじめてみよう!ジェスモナイトでものづくり》マーブリングのコースターづくり体験

混ぜ終わったジェスモナイトを半分ずつ、2つのカップに分けます。

《はじめてみよう!ジェスモナイトでものづくり》マーブリングのコースターづくり体験

ひとつめのカップは白のままで、2つのカップを着色します。
ジェスモナイト用の着色剤(ピグメント)は全14色
選んだ色のピグメントをリキッドに1〜2滴垂らします。(混色も可能)
さて、どんな色を選ぶ?それぞれの個性が垣間見える瞬間!?

《はじめてみよう!ジェスモナイトでものづくり》マーブリングのコースターづくり体験

着色剤とジェスモナイトをしっかり混ぜます。

《はじめてみよう!ジェスモナイトでものづくり》マーブリングのコースターづくり体験

シリコンモールドに2色のジェスモナイトを少しずつ交互に垂らしながら、自然なマーブルが模様をつくります。
一度に垂らす量が多ければ模様は大きく、一度の量が少なくければ細かい模様になります。

Mさんの感想
「2色のジェスモナイトをこぼさないように気をつけつつ、いい感じにマーブルを作れるように手を動かすことが難しかったです。」

《はじめてみよう!ジェスモナイトでものづくり》マーブリングのコースターづくり体験

シリコンモールドの上までジェスモナイトを流し込み終えたら、外側をトントン叩いて衝撃を与え、内側に溜まった空気を抜いていきます。

《はじめてみよう!ジェスモナイトでものづくり》マーブリングのコースターづくり体験

40分ほど置くと、シリコンモールドから抜きとることができる程度に硬くなります。
この時点では完全に固まっている訳ではなく、まだ内部では硬化が進んでいる状態。
硬化後数十分くらいは化学変化により、ほんのり温かさが感じられます。

《はじめてみよう!ジェスモナイトでものづくり》マーブリングのコースターづくり体験

しっかりと乾燥させれば完成です!
(脱型後最低24時間は静置。完全硬化までおおむね1週間程度)
さて、ジェスモナイトを体験してみての感想は?

Rさんの感想
「ひとつひとつの作業に『今、ものを作ってる!!』と思えたことが良かった。失敗もあったが、次はあれしよう、こうしようと別案を考えられたり、工夫できたりする点が面白い。」


普段から絵を書くことが好きなおふたりらしく、自分の手で物を生み出す楽しみを感じられているようすがとても印象的。ご自宅で気軽に、初心者にも優しい樹脂造形「ジェスモナイト」。シリコンモールドを使って好みの色や模様を作るところから始めるのがオススメです。

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