セット内容

No. | 品番 | 商品内容 |
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① | T_3539_1 | EWT 6501 ミニ・イージーホロワー #1 (丸型) |
② | T_3533_2 | EWT 6502 ミニ・イージーホロワー #2 (丸型) |
③ | T_3533_3 | EWT 6503 ミニ・イージーホロワー #3 (丸型) |
④ | (非売品) | 木製ボックス |
仕様
品番 | T_3539_1 | T_3539_2 | T_3539_3 |
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略称 | #1 | #2 | #3 |
全長 | 約380mm | 約375mm | 約365mm |
ツールバー長 | 約85mm | 約80mm | 約75mm |
ハンドル長 | 約295mm(約12インチ) | ||
ツールバー材質・太さ | ステンレス、約7.9mm角 | ||
ハンドル材質 | メープル(ラッカー塗装仕上げ) | ||
初期装着刃 | Ci5-NR(丸型/ネガティブレイク) | ||
チップ刃サイズ | 約Φ9mm | ||
適合替刃 | Ci5(丸) Ci5-NR(丸型/ネガティブレイク) |
EASY WOOD TOOLS ホローイングツール比較

ツールバー

ツールレストに乗るバー部分はツールレストに引っ掛からぬよう面取り加工が施されています。
また、バーの先端部分はワークとの干渉を防ぐようしっかりと逃げが確保されています。
先端部の屈折
#1:ストレート #2:約45° #3:約90°

ネガティブレイク刃Ci5-NRが初期装着されています。お好みでスタンダード刃Ci5(別売)も使用できます。
カッティングエッジ(刃先)が回転軸の中心(芯)の高さになるようツールレストの高さを調節してお使いください。
使用イメージ

ミニ・イージーホロワー#1、#2、#3それぞれの切削範囲のイメージ。
壺や金魚鉢のように、口が狭く胴が膨らんだフォルムの容器(VESSEL)のターニング、いわゆるホローイングプロジェクトでは、胴部分が外側に張り出したデザインになればなるほど難易度が高くなります。
胴の張り出しがそれほどでもなければストレートタイプの#1だけでも制作が可能ですが、胴の張り出しが大胆になればなるほど、#2、#3とカーブのついたツールバーが必要になってくること、そして#2、#3と刃先がツールバーのセンターからオフセットすればするほど刃物のホールドが難しくなり、キャッチングのリスクが高まります。

#1は垂直方向の穴掘りや正面の底面付近の仕上げに。そして外側への張り出し部分の切削もストレートタイプの#1で対応できる部分は可能な限り#1を使用して行いましょう。

ツールバー先端がゆるくカーブしている#2は、#1ではもはや刃が届かないエリア、外側に張り出した胴の内壁の切削が可能になります。
しかしそれと引き換えに刃先はハンドルの延長線上より左側にオフセットしていることから刃先にかかる負荷をハンドルでこらえることが途端に難しくなります。
一度の切削量を少なくし、慎重に作業を進めてください。

より大胆に外側に張り出した胴部分や、すぼまった入り口のふち裏部分など、#2でも届かないようなエリアは先端が大きめにカーブしている#3の出番です。こちらは3本のうち最もコントロールが難しくなりますのでツールを両手でグッとホールドして作業してください。