OTORO Fクランプ 200
¥2,530(税込)
① 狭いところや壁際、複数のクランプが交差する状況でも楽に的確に圧締できる
ジョー先端のクランプ地点に突き出した部分がない上に、全体的に細身で、しかもフトコロが約95mmあり、障害物の多い状況でも、まるで指でつまむように的確に圧締します。
【使用例】(OTORO Fクランプ200と300を併用している例も含みます)
机の抽斗(ひきだし)の吊り桟の固定
箪笥の抽斗の摺り桟の修理
木工機械のゲージへのストッパーの固定
小さなスツールフレームの組み立て
② 人間工学的に優れた操作ノブ
適度な大きさと掴みやすい形のノブは軽い力で回すことができ、微調整もしやすい。
また、ジョーの背面にあることにより、様々な状況で手が届きやすい。
【使用例】
ワークベンチへの板材の固定
ワークベンチへの面材の固定
オーバルボックスの接着
③ 安定性の高いジョーパッド
ジョーパッドの可動性能は固定ジョー側の一軸方向のみ。一般的なFクランプのようにグリップに連動してジョーパッドが回転することがないので、接着面が滑ってずれてしまうことがありません。また、ある程度の斜面は言うに及ばず、不安定な曲面や僅かな圧締面でもしっかり固定。パッドの端っこだけで掴むことさえできます。
【実験-ジョーパッドの安定性】
木の丸棒を交差させてクランプ。棒を持って持ち上げても全くぐらつきません。
5mm厚の板2枚を幅接ぎ。しかも敢えてパッドの端っこで掴んでみました。外れる気配なし。
【使用例】
小さなスツール(四方転び)の組み立て
椅子の湾曲した笠木の仮止め
収納家具背面の連結仮止め
家具模型の接着
④ 逆転の発想 ― 圧締操作の仕組み
バーをスライドするジョーを「スライドジョー」、バーの一端に固定されているジョーを「固定ジョー」と呼ぶとき、一般的なFクランプではスライドジョーの先端にハンドル・スクリュー・ボールジョイントパッドが付いていますが、このOTORO Fクランプでは固定ジョーに圧締の仕組みが盛り込まれています。
固定ジョーの背中のノブを回転することによりジョーが傾斜するという、シンプルな動きがその肝です。
■固定ジョーの根元関節の可動域
バーに対して直角を0°とするとき、最大約14°まで傾斜。ジョーの先端の移動距離にして約21mm。
■固定ジョーの先端部(パッド)の可動域(一軸方向のみ)
外側に約13.5°
内側に約17.5°