
Titebond オリジナル 木工用接着剤
50年以上愛されてきた業界標準の接着剤
その名もORIGINAL
タイトボンドの元祖ロングセラーブランド!
この脂肪族エマルジョン系接着剤は、木工用接着剤の業界スタンダード製品として認知されており、50年以上にわたりプロに愛用されてきました。
強力な初期接着力があり硬化速度が早くクランプ時間が短縮できます。
タイトボンド オリジナル 木工用接着剤は、木材そのものよりも強度が出るような製法で開発されており、研磨性に優れ乾燥後の接着剤の上に塗料を塗っても接着効果に影響はありません。
耐熱性、耐溶剤性そして防カビ性に優れています。
広葉樹と針葉樹のどちらにも適し、なおかつその他のほとんどの多孔質素材にも適しています。
タイトボンド オリジナル 木工用接着剤は、使用法が簡単で、非毒性、無溶剤そして水で拭き取ることができます。

Titebond スピードセット木工用接着剤
高速セット時間、優れた接着強度と耐久性
Titebond スピードセット木工用接着剤は、セット時間がより短く、高固形性の酢酸ビニル樹脂系接着剤です。
隙間の充填性能に優れ、木材そのものより強い接着力を発揮します。
研磨性にも優れて上塗り塗料にも影響されず、濃く塗布する必要はありません。
クランプ時間は短く作業効率が高まります。
Titebond スピードセット木工用接着剤は無毒性で、また水できれいにできます。

Titebond III アルティメット 木工用接着剤
安全性と耐水性を備えた
最新特許技術による信頼の木工用接着剤
先進特許技術から生まれた信頼の性能を発揮する木工用接着剤です。
この耐水性は、ANSI/HPVA(米国規格協会/米国広葉樹合板&突板協会)のタイプI耐水基準に合格し、優れた接着強度、より長いオープンタイムそしてより低い可使温度を実現しました。
タイトボンド III アルティメット 木工用接着剤は、毒性が無く無溶剤そして水で拭き取ることができ従来の耐水性木工用接着剤よりも安全に使用できます。
また、FDA(米国食品医薬品局)より食品への間接的な接触(まな板等)使用について認可されています。この究極の木工用接着剤は、屋内外の使用に適しています。

Titebond 液体にかわ 木工用接着剤
水分に反応して溶解するため、再接着可能
アンティーク家具や楽器の修復に最適な接着剤
業界に初めて登場した液体にかわ木工用接着剤です。にかわの利点はそのままに、すぐに使える液体状。水分に反応して溶解するので、接着後もたやすく部材の取り外しができるのは、アンティーク家具の修復や楽器の修理には絶対欠かせない利点です。
ひときわ優れた強度、より長いオープンタイム、優れた研磨性、変形に対する耐性があるのでプロの木工家によく使われています。
また、ユニークな利⽤法として、この製品を使って特殊塗装をすることができます。クラフト愛好家はこの接着剤を使って、家具・キャビネット・ピクチャーフレームなどをアンティーク⾵に仕上げる「クラックリング(ひび割れ)効果」に使っています。

Titebond クイック&シック 木工用接着剤
セット時間が短く、垂れにくく、流れ落ちにくい木工用接着剤
Titebond クイック&シック多用途接着剤は、多孔質及び準多孔質基材用に設計され、既存の類似製品中で接着被膜が最も厚く、最も早く乾燥する水系接着材です。
木材、鉢、セラミック、石材、ガラス、繊維、皮革そしてほとんどのクラフト素材を接着する用途に最適な製品です。Titebond クイック&シック多用途接着剤は、初期接着力が強くセット時間が早いのにもかかわらず、接着する際の基材の微調整が可能です。接着力は木材そのものより強く、乾燥被膜は透明で上塗り塗料に影響されません。
Titebond 各シリーズの特徴と比較
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
商品名 | タイトボンド オリジナル |
タイトボンド スピード |
タイトボンドIII アルティメット |
タイトボンド 液体にかわ |
タイトボンド クイック&シック |
---|---|---|---|---|---|
種類 | 脂肪族 エマルジョン系 |
脂肪族 エマルジョン系 |
高性能ポリマー系 | 天然タンパク質 エマルジョン系 |
チキソトロピック系PVA |
状態 | 液状 | 液状 | 液状 | 液状 | 高粘度液状 |
液色 | 黄色 | 白色 | 黄褐色 | 琥珀色 | 白色 |
乾燥後の被膜色 | 黄色系半透明 | 蛍光灯の白色 | ライトブラウン | 琥珀色系半透明 | 透明 |
使用温度 | 10度以上 | 15度以上 | 7.2度以上 | 10度以上 | 10度以上 |
保存期限 (気温24度で密閉保管) |
24ヶ月 | 24ヶ月 | 24ヶ月 | 24ヶ月 | 24ヶ月 |
☆オープンタイム (気温21度&相対湿度50%の場合) |
4~6分 | 2~4分 | 8~10分 | 6~8分 | 3~5分 |
★クローズドタイム (気温21度&相対湿度50%の場合) |
10分~15分 | 8分~10分 | 20~25分 | 25分~30分 | 10~15分 |
塗布方法 | 容器先端ノズル 刷毛 ローラー |
ローラー スプレッダー 加圧オイル缶 PC塗布器 刷毛 棒 |
ローラー スプレッダー 刷毛 |
||
清掃 | 接着液が濡れている状態で、湿らせた布で拭き取る。 乾燥後はスクレーパーかサンドペーパーで削り取り可。 |
||||
接着強度(室温時) ASTM D-905 |
3600psi | 4178psi | 4000psi | 3590psi | 3000psi |
耐水性 | - | - | ANSI耐水基準 Type I 認証 |
お湯で再溶解 | - |
接着力と特長 | 強い初期接着力と早い接着 耐熱&耐溶剤性 |
熱に強く高充填性 速いセット時間 熱に強い |
極めて強い初期接着力 長いオープンタイム 低温可使気温 |
細かい家具補修に最適 |
強い初期接着力 殆どの多孔質及び準多孔質木材に使用可 早く乾燥する水系接着剤。 |
研磨性 | 優れた研磨性(乾燥後、サンドペーパーで研磨できます。) | ||||
塗装 | 乾燥後の接着剤の上に塗料を塗っても接着効果に影響はありません。 | ||||
屋外使用 | × | × | ○ ※断続的に水に侵したり水中での使用は不可。 |
× | × |
間接的食物接触認可 FDA (まな板用等使用可) |
- | - | ○ | - | - |
ひび割れ塗装仕上げ (クラックリング)に最適 |
不燃・不快臭は無し | ||||
用途 | 木材、繊維板、集成材、パーチクルボード、多孔質木材 | +アウトドア家具、鳥小屋、ポストなどの屋外木工用 | 飾り棚、絵額、その他クラフトワーク、アンティーク家具補修、楽器の修理 | 木材、鉢、セラミック、石材、ガラス、繊維、皮革の素材を接着 | |
正味容量 | 8oz/237ml 16oz/473ml Quart/946ml Gallon/3785ml |
8oz/237ml Gallon/3785ml |
8oz/237ml 16oz/473ml Quart/946ml Gallon/3785ml |
8oz/237ml | 8oz/237ml 16oz/473ml |
☆オープンタイム:接着剤塗布後、貼り合わせるまで放置できる許容時間。
★クローズドタイム:接合後、被着材を動かして微調整できる許容時間
Titebond Q&A
- Q. タイトボンド 木工用接着剤の保存期限は?
- A. 保存期限2年は、開封前及び開封後にかかわらず、製造年月日から24度で密閉保存した場合の保存期限の目安です。
保存環境及び作業条件(気温、密閉具合、使用中の開閉の程度)で個々に異なります。
あくまで開封したら、短時間で使い切ることをお薦めします。
未開封で保存期限が過ぎても、容器から普通に接着液が流れ出て普通に接着すれば、問題ありません。
もし接着剤が濃くなった場合は、元の状態になるまで振ったりかき混ぜたりしてください。
※端材で接着力を確認する事をおすすめします。
接着剤の製造年月日は、容器に印字されているロットナンバーで確認できます。 - Q. ロットナンバーの読み方を教えてください。
- A. ロットナンバーはボトル背面上部に表示されています。
ロット番号の組み合わせ Ayymmdd###
Aは米国製であること、yyは製造年、mmは月、ddは日、###は品質管理に使用されるバッチ番号を表します。
例:A190415123
米国製、2019年4月15日製造、バッチ番号123
- Q. 接着剤容器の先が詰まったらどうすればいいですか?
- A. 容器のキャップを回して外し、透明な先端ノズル部分を引っ張り外します。
カラーキャップと先端ノズルの両方をぬるま湯できれいにしたら、ノズルをカラーキャップにはめ直し、
キャップを容器に回しながら締め直してください。 - Q. タイトボンド 木工用接着剤は安全ですか?
- A. 全てのタイトボンド 木工用接着剤は、安全に使え有害なガスも発生しません。
ASTM (米国材料試験協会)D4236基準にアート及びクラフト分野での安全使用について合格した製品です。
タイトボンド III アルティメットは、まな板などの食品への間接的な接触使用についてFDA(米国食品医薬品局)の認可も受けています。 - Q. タイトボンド 木工用接着剤のクランプ時間と乾燥時間はどれくらいですか?
- A. ほとんどのタイトボンド 接着剤の場合、応力が伴わない接着は接着後30分から1時間のクランプ時間を推奨しています。
応力が伴う接着の場合は、24時間程度クランプしてください。最低24時間は、接着箇所に余分な力を加えないでください。 - Q. 寒くなり接着したところが白くなります。また容器の中で固まってなかなか出てきません。
- A. 冬期は低温の影響で固くなってしまうので注意が必要です。
保管気温が低いと固化や施工後に白くなったりします。
基材、接着剤、作業場が10度以上の条件でご使用ください。
にかわ以外は室温解凍・・室温で戻した後は撹拌してください。
にかわはボトルをお湯に浸け温める(湯煎)と液状に戻ります。
柔らかくなりましたらかき混ぜることで元の状態に戻ります。
室温で保管してください。 - Q. タイトボンド 木工用接着剤は、凍結した後でも使えますか?
- A. はい。凍らすことはお勧めしませんが、各種の実験では、凍結と解凍を5回繰り返しても性能に影響しないことが実証されています。もし接着剤が凍った場合は、室温に戻し、元の状態になるまで振ったりかき混ぜたりしてください。
- Q. タイトボンド 木工用接着剤は、薄めることができますか?
- A. 多くのタイトボンド 水系接着剤は、水で重量あるいは容量の5%まで希釈することができます。
5%以上薄めると、接着力が低下します。 - Q. タイトボンド 木工用接着剤は、ペンキやステインが塗った箇所に接着しますか?
- A. ほんどのタイトボンド 接着剤は、木材そのものに接着するように設計されています。
塗料やステインは、接着液が木材の中に入り込まないように細孔を塞いでしまいます。
全ての被着材から塗料、ステインあるいはシーラを取り除いて接着することを推奨します。 - Q. 乾く前と乾燥後の接着剤をきれいにする方法は?
- A. タイトボンドのほとんどの木工用接着剤は、乾く前は濡らした布で余分な接着剤を拭き取るのが一番です。
接着剤が乾いてしまった後は、削ったり研磨したりしてきれいにしてください。 - Q. タイトボンド 木工用接着剤を違う色に染めることができますか?
- A. はい、ほとんどのタイトボンド 木工用接着剤は、アニリン系の染料を加えることで着色することができます。
- Q. 乾燥した接着剤の上に塗装することはできますか?
- A. タイトボンドは乾燥後の接着剤の上に塗料を塗っても接着効果に影響はありません。
ですが、接着面から接着剤がはみ出した場合、接着面周辺が着色しにくくなります(ステイン塗料は良く浸透しません)。
サンディングすることもひとつですが、接着剤を表に出したくない箇所にはマスキングテープを貼って 養生(マスキング)することをおすすめします。