ロックマイタービットの使い方

ロックマイタービットの加工手順を紹介します!

ボックス、フレーム、梁、コーナーなど90°のジョイントに色々と応用できるロックマイタービットの使い方を紹介します。
加工可能な最大板厚

写真左
KERV ロックマイタービット 6mm軸 刃長12.7mm
最大板厚:1/2インチ(約12.7mm)

 

写真右
KERV ロックマイタービット 12mm軸 刃長27.3mm
最大板厚:1インチ(約25.4mm)

ビットの概要

 

ルーターテーブル/材/ビットの関係について

刃物の黒く塗られた部分が実際に加工を行う部分です。(ビットの下部・テーブルに対して垂直になる部分は使用しません。)
正確なセッティングを行うことで、水平/垂直どちらのカットも一回で加工することができます。

加工の手順

加工材と同じ板厚の端材をご用意いただき、試し加工を行いながらセッティングを行ってください。
加工の際は治具などを用意し、材をしっかり固定して加工してください。
下図のように加工材に木片を取り付けると、テーブル、フェンスとの接地面積が広がるため、より安全かつ正確に作業を行うことが出来ます。
大きなサイズの加工は非常に危険です。一度に全部をカットせず、少しづつ切り進めるようにして下さい。

(1)使用する材料の厚みの中心位置に線を引きます。

(2)ビットの高さの調節
材の中心点が刃物の中心点に合うようにビットの高さの調節を行います。

2枚のサンプル材を使用して板を水平方向にした状態での加工を行います。加工した一枚をひっくり返し、 嵌まり具合を確認します。

組み合わせた2枚の板の上下のズレがない状態でしたら問題ありません。

(3)ビットの奥行きの調節
ルーターテーブルのフェンスの奥行位置を決めます。
材の鋭角部分が45°になるようにフェンス部分を固定してください。
2枚のサンプル材を用意し、1枚の材を垂直に立てて加工します。もう1枚の材は(2)と同様、水平方向の加工を行います。

フェンス位置が奥すぎると、カットした後のピースがテーブルから浮くため非常に危険です。

フェンス位置が手前すぎると、外側が45°の鋭角にならないため、合いません。

適正なフェンス位置の場合、外側が45°の鋭角になり、綺麗に合います。

2枚の板の留め部がぴったりと合えば調節は終了です。 

このHOW TOで紹介した商品

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