ジェスモナイト AC730 でスピーカーをつくる

ジェスモナイト AC730 でスピーカーをつくる

JESMONITE® AC730 と木材を組み合わせたスピーカーを制作しました。

筐体に石調仕上げ用の骨材材料が含まれているジェスモナイトAC730、正面と背面には木材を使用。
普段は木工をされている方も異素材との組み合わせに挑戦してはいかがでしょうか。
ものづくりの新たな楽しみ方が見つかるかもしれません。

下記の作成手順は、あくまでも参考です。
これらの手順は、作成者の技能、環境や材料、道具等が異なればそれらに適した対応が必要になり
ます。最も安全で最適な方法を考慮し、おこなってください。
怪我・失敗等につきましては当社は責任を負いかねます。

 

 

手順1 材料の準備・流し込み

ジェスモナイト AC730 でスピーカーをつくる

材料を準備します。
今回は使用する量が多かったため作業性を考え流し込みを2 回に分けています。
主剤のリキッドとベースのほか、硬化時間を遅らせるリターダーと粘度を低下するソフトナー も使用しています。

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リキッドにあらかじめリターダーを加え、混ぜておきます。
リターダーを加える事で室温にもよりますが作業時間を2 倍程度伸ばすことができます。

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リキッドとベースをミキシングブレードを取り付けた電動ドリルで攪拌します。
途中でソフトナーも加えてダマがなくなるようしっかりと混ぜ合わせます。

ジェスモナイト AC730 でスピーカーをつくる

ジェスモナイトを流し込んでいきます。型はホームセンターで購入したパネコートで制作しました。
AC730 はAC100 に比べるとぼてっとした質感のため注型が難しい素材ですが、ソフトナーを適量加えて粘度を調整することでスムーズな流し込みができました!

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半量を長し終えた段階。
ゴムハンマーで型を叩き、気泡を抜きながら残りも流し込みます。

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流し込みが終わった状態。
表面をへらで整えて、24 時間後に型から外します。

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翌日、型から外しました。綺麗に型を再現できています!
また、今回は正面と背面に木材を埋め込むため後から型の一部を外せるよう工夫しています。
内側の型の一部はそのまま木材を止めるための下地にします。

 

 

手順2 エッチング処理

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AC730 はエッチングという技法で表面を本物の石のような質感にすることができます。
今回は市販の酸性洗浄剤を使用しています。
完全に乾燥した作品の表面を水で湿らせ、酸性洗浄剤を塗布して3 ~ 5 分程度置きます。
時間が経過した後、水で洗い流しながらブラシなどで表面をこすります。

【ご注意】酸性洗浄剤の取り扱いには注意が必要です。各製品の説明に従って必要な措置を講じ
た上で作業をおこなってください。



ジェスモナイト AC730 でスピーカーをつくる

処理後の比較画像。
左が型から外した直後、右がエッチング処理後の様子。
ざらざらした質感が強調され、本物の石のような雰囲気が際立ちました。

 

 

手順3 仕上げ・組立

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正面と背面にはアカシアの集成材を使用しました。
スピーカーユニットとターミナルを取り付けたものを本体に固定していきます。

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前面はネジ山を見せずすっきりとした印象にしたかったため、接着剤で固定。
シリコン系の強力な接着剤で圧着します。裏面は外せるよう木ネジで固定しました。

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底面にはゴム脚を貼り付けています。
※底面にはエッチング処理を行っていません。

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完成しました!

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