容器・形態
仕様
分類 |
研磨ワックス |
常温下での状態 |
形態 |
ペースト |
色 |
乳褐色 |
適合 |
下塗り |
不要 またはサンデイングシーラー等による目止め処理 |
上塗り/仕上げ |
オイル・ワックス・シェラック・ウレタン等 |
施工 |
ウエス塗り ⇒バフ掛け(ウエス磨き) |
用途例 |
ターニング作品・入り組んだ形状の作品 |
主成分 |
ミネラルオイル・蜜蝋・研磨粉 |
施工サンプル

材料:ウォールナット
手順:#240のサンドペーパー ⇒ Yorkshire Grit オリジナル
特長
木工旋盤に最適な、クリーミーなペースト状サンディングツール。粗番手のサンドペーパーによる研磨痕をかき消し、仕上げ塗装やさらなる研磨仕上げのための素地調整を行います。
研磨とともに砥粒が細かくなり、最終的に#1000相当になります。
番手の段階を踏んでペーパーを持ち変える手間が省けるとともに、ペーパーを当てにくい曲面や入り組んだ形状にも便利です。
また、高い砥粒のサンドペーパーによって発生する微粒粉塵をペーストとともに拭い取ることができるので、空気中への飛散を防ぎ、人体への侵入リスクを低減することができます。
さらに光沢のある滑らかな面に仕上げたい時、樹脂やハイブリッド材には姉妹品の
Yorkshire Grit マイクロファインをご使用ください。
医薬品グレードの成分(ミネラルオイル・蜜蝋・研磨粉)のみで作られ、化学薬品を一切使用していません。
作業手順
① 前段階として、少なくとも#240のサンディングペーパーまで研磨します。お好みで#320~#400~#600とさらに粒度を細かくして研磨するほど効果的ですが、それ以上は必要ありません。
①' 環孔材のように導管の大きな樹種や濡れ色を避けたい場合には、サンディングシーラーなどで下塗りを施します。
下塗りの塗料を用法に従って十分に乾燥させてください。
②
旋盤の回転を停止した状態で本商品を被加工面全体にウエスで塗り広げます。
③ ウエスでしっかり磨きます。旋盤でない場合にはバフ掛けが効果的です。
旋盤は低回転でスタートさせてください(目安:直径15cmで約500rpm)。
研磨しながら徐々に回転数を上げていきます。研磨を進めるにしたがって砥粒が細かくなっていきます。
目安として、#1000相当の効果が得られます。
④ 十分に研磨した後、余分なワックスをしっかり拭き上げます。
④' さらに光沢のある滑らかな面に仕上げたい時には姉妹品の
orkshire Grit マイクロファインを用いて、上記②~④と同じ手順で施工します。
目安として、#2000相当の効果が得られます。
⑤ 木材の場合には、お好みに応じてオイル、ワックス、シェラック、ウレタン塗料などで上塗りを施します。