容器・形態
仕様
分類 |
研磨ワックス |
常温下での状態 |
形態 |
ペースト |
色 |
淡灰色 |
適合 |
下塗り |
シーラー
ラッカー
シェラック
オイル |
上塗り/仕上げ |
フリクションポリッシュ
ウッドワックス22
固形ワックス |
施工 |
ウエス塗り
⇒旋盤の回転によるバフ掛け(ウエス磨き) |
乾燥時間 |
速乾 |
推奨塗装回数 |
1 |
用途例 |
食器以外のターニング作品
|
主成分 |
ワックス
研磨剤 |
施工サンプル
樹種:ウォールナット(広葉樹・散孔材[散孔材としては比較的道管は大きめ])
サイズ:Φ34mm×250mm
旋盤加工の後、#240のサンドペーパーで素地調整。
全長の1/3をマスキングテープで区切り、2/3を チェスナット カッティンポリッシュ で研磨。
特長
2種類のワックスと微細な研磨剤をブレンドした、ペースト状のポリッシングツール。
ソフトなワックスで潤滑な状態が長く続くように設計されており、塗布後に旋盤の回転を利用しつつウエスで磨きながら拭き上げます。
装飾的な複雑な形状、繊細な作品などの研磨にも適しています。
また、サンディングによって発生する粉塵をペーストとともに拭い取ることができ、空気中への飛散を防ぐことができます。
素地調整としては少なくとも#240以上のサンディングペーパーまでかけてください。お好みで#320・#400とさらに粒度を細かくしても結構です。
導管の小さい広葉樹(散孔材)や針葉樹の場合には素地に直接塗布して研磨することができます。
導管の大きい広葉樹(環孔材)や、木材が濡れ色になることを避けたい場合には、サンディングシーラーで下塗りした後にカッティンポリッシュで研磨することをおすすめします。
カッティンポリッシュ処理後にフリクションポリッシュやメラミンラッカーの他、ウッドワックス22や固形ワックスなどで上塗りすることで、より高機能な塗面と光沢を得ることができます。
また、ラッカーやオイルフィニッシュの1回目塗装後、2回目を重ね塗する前に、カッティンポリッシュで研磨することもできます。
散孔材の例:ブナ・カエデ・ウォールナット・サクラ・カバ・カツラ・クスノキ・コクタン・マホガニーなど
環孔材の例:ケヤキ・ニレ・ナラ・タモ・セン・エノキ・クリ・エンジュ・クスノキ・キリ・チークなど
作業手順
① 素地調整として、少なくとも#240のサンディングペーパーまで研磨します。#320・#400とさらに粒度を細かくしてもよいです。
①’ 環孔材のように導管の大きな樹種や濡れ色を避けたい場合には、サンディングシーラーで下塗りを施します。
サンデインシーラーは用法に従って十分に乾燥させます。
②
旋盤の回転を停止した状態でカッティンポリッシュをウエスで塗布し、1分程度静置させます。
③ 旋盤を回転させてウエスで磨きます。
④ 十分に磨いた後、余分なワックスをしっかり拭き上げます。
⑤ お好みに応じてフリクションポリッシュ、メラミンラッカー、ウッドワックス22、固形ワックスなどで上塗りを施します。