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PIHER ピストンクランプ マキシプレスF 30cm

木造建築、造船にも採用されるハイパワークランプ

品番 T_29920_030

¥5,980(税込)

数量:

在庫あり ○
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ジョー ダクタイル鋳鉄(エポキシ塗装仕上げ)
バー 35mmx8mm(高張力圧延鋼 90kg/mm2、防錆処理済)
クランプパワー 9000N(約900kg)
最大開き 30cm
フトコロ 12cm(ジョーセンターまで:10.5cm)
ストローク 約38mm
重量 約2.3kg


かゆいところに手が届く快適な使い心地ならマキシプレス!
ピストンクランプの中ではハイグレードの位置づけとなるマキシプレスFは、バーはスタンダードモデルのクラシックFと同等の35mmx8mmですが、ジョーはまったく別の型から起こして開発。強力さと頑丈さだけではない、すみずみまで使い勝手向上の細やかな配慮が行き届いた進化版となっています。

PIHERでは普通作業用と位置づけらていますが、クランプパワーは脅威の9000N (918kgf)! 木工の制作においては非力さを感じることはまずないでしょう。また鉄工、建築など重量物を扱う現場でも確実に仕事をこなしてくれます。


これを見ればマキシプレスのスゴさが一目瞭然!

マキシプレス チャレンジ (C) PIHER (動画のモデルはマキシプレスFです)



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スペイン発、1957年創業のPIHER(ピエール)が半世紀以上つくり続けてきた非常に頑丈で強力な“ピストンクランプ”。発売以来幾度もの細かなアップデートは行われながらも、現在もほぼ変わらないその姿で各方面のタフな現場のプロに愛され続ける超ロングセラークランプ。
その歴史は偽りのない実力とちょっとやそっとでは壊れずに末永く実用可能な質実剛健さを物語ります。
使い込むうちに塗装がはがれ錆が浮いてキズだらけになっても実力はまったく衰えを見せないタフな奴。むしろジーンズのように味わいを増していくのを楽しめるような、末永く付き合える相棒として手にしていただきたい逸品です。


ピストンクランプ全モデル共通の特徴


ダブルスクリューピストンシステム
両端に正ねじと逆ねじを刻んだダブルスクリュー内蔵のピストン部は、ハンドルを一回転まわすとネジ山2山分繰り出されます。この仕組みこそが、よりすばやくより強力にクランピングできる秘訣です。
しかもそのネジには一般的にクランプにはよく採用される台形ネジではなく、締結・圧締という用途には最適な三角ネジを採用。グッと締まって、緩みにくい。
また、ソリッドなピストンがハンドルにつられることなく無回転で繰り出されるためクランプ対象がずれることもなく、接触面積の小さい不安定な対象も確実にとらえます。

ジョー
強くて粘りのあるダクタイル鋳鉄を十分すぎるほどの肉厚でつくられたジョー(エポキシ塗装仕上げ)

バー
目いっぱい締め込んでも折れたり曲がったりしない、90kg/mm2という非常に高い張力を持つ強靭な圧延鋼板を用いたバー(防錆処理済み)


強力、 頑丈、 精緻。
ジョー、バーともに厳選された非常に堅牢な素材を用いており、ハンマーで叩いても、コンクリートの地面に叩きつけても、ちょっとやそっとのことでは壊れません。そのいかにも質実剛健な見た目とは裏腹に中身に搭載されているのは精緻な構造のダブルスクリューピストンシステム。これらが合わさってはじめて、この強力なクランプパワーが実現されます。


ピストンクランプ機能一覧比較表

機能 マキシプレス ピストンマルチ クラシック エクストラディープ
M E F R XXL E F 40K 50K
ダブルスクリューピストンシステム
1回転で2倍繰り出される
少ない回転でパワーが出せる
ピストンがまっすぐ出るので、傾斜面やクランプしにくいところでも効く
ピストンがまっすぐ出るので、クランプ対象がずれたり動いたりしない
ノースリップブレーキ 可動ジョーのギザギザパッドがクランプ時にバーに食いついてジョーの滑りを防ぐ
スクリューカバー
スクリューが露出しない構造のため
溶接の作業も安心
△*1 △*1 △*1 △*1 △*1
クランプパッド(別売) 材料を保護できる △*2 ○(標準付属) △*2 △*2
ピストンのグリスニップル装備 ピストンメカのグリスアップができる
固定ジョーに十字のV溝 パイプなどを安定してクランプできる ○*3
ジョーの形状 固定ジョーがカーブしていてH鋼のでっぱりなどの障害物を避ける △*4
テーブルの上に安定して立つので卓上バイスとしても使える
可倒式ハンドル 操作しやすく、より力がかけやすい
可動ジョーのスプリングストッパー スプリングストッパー内蔵の可動ジョーはどれだけゆすってもずれ落ちない
*1 : クラシック、ピストンマルチおよびエクストラディープにおいては、ピストン側のスクリューは露出しませんがハンドル側は露出するためハーフカバードとなります。マキシプレスにおいてはスクリューがまったく露出しません。
*2 : マキシプレスXXLとエクストラディープはピストン側にのみ装着可能、固定ジョー側には装着できません。
*3 : マキシプレスMのみ、可動ジョー側にV溝加工がされています。
*4 : マキシプレスMの固定ジョーもカーブしていますが、避けられる障害物はごくわずかです。


PIHERクランプのお届けにおける塗装はがれについてのお願い。
これは、PIHERのクランプのサンプルが地球の裏側スペインから日本まで届いて弊社スタッフも初めてPIHERのクランプのサンプルを手にしたときのエピソード。
PIHERのクランプはきちんとした塗装工程を経て強靭なエポキシ塗装で仕上げられており、ペロンと膜状にはがれたりすることもなく、塗装に至っても抜かりがないな、と非常に好感の持てるものでした。
しかしただひとつ残念だったのは輸送中にかど張った部分などがこすれたり打ちあったりしてできてしまった打ち傷や小さな塗装はがれ。

とそこからこれを何とかしよう、“すばらしいクランプを美しい姿でお客様のもとまで届けたい”とPIHERと交渉を重ねてきました。
ダンボールの仕切りを追加したり、ポリ袋の個包装をしたり、とそれまではされていなかった対策を追加するなどして現在の包装状態に至るのですが、それでも完璧に無傷でお客様にお届けするのはちょっと難しいのです。

明らかに塗装の下準備の工程が悪いといった塗装不良によるはがれは論外ですが、こすれや打ち傷のような塗装はがれにつきましては何卒ご寛容に受け入れてくださるようお願いいたします。


動画でわかる!マキシプレスのおすすめポイント

ピストンクランプはどうして通常のクランプに比べてすばやく締結できて、通常のクランプと比べてハンドルを回す力が同じならより強力なクランプパワーが得られるのはなぜなのか?そして上位モデルのマキシプレスだけにしかない機能を20秒ほどの短い動画で紹介。

PIHER ピストンクランプ マキシプレスF 30cm


PIHERのピストンクランプ最大の特徴、ダブルスクリューピストンシステムとは?
普段は外側から見ることのできないピストンクランプの内部を覗いてみます。

PIHER ピストンクランプ マキシプレスF 30cm


内部には両端に正ねじと逆ねじが刻まれたダブルスクリューが。また、そのねじは三角ねじであることがわかります。
一般的にクランプにはすべりがよく磨耗しにくい台形ねじが採用されるケースが多いですが、その反面ねじが緩みやすいという欠点も。
PIHERのピストンクランプ全モデル、緩みにくさと締結力に優れた三角ねじを採用しています。(全ピストンクランプ共通)

PIHER ピストンクランプ マキシプレスF 30cm


ダブルスクリューピストンシステムだから、通常のクランプに比べてより少ないハンドル回転数で同じピストンストローク量を得られ、より軽い力でハンドルを回して大きなクランプパワーを発揮できるのです。(全ピストンクランプ共通)

PIHER ピストンクランプ マキシプレスF 30cm


ハンドルを回すとあら不思議!ピストンはハンドルの回転につられて回転することなく繰り出されてきます。また、ピストンクランプにはボールジョイントパッドがありません。(全ピストンクランプ共通)

PIHER ピストンクランプ マキシプレスF 30cm


無回転で真っ直ぐに繰り出されるピストンなら、接着剤の圧着工程でもずれない!また、ボールジョイントパッドがないほうが板の木口面などの接触面積の小さい対象や傾斜のついた面に対してもよく効きます。(全ピストンクランプ共通)

PIHER ピストンクランプ マキシプレスF 30cm


ピストンクランプはスクリュー部分が露出していないのでスクリューがゴミを巻き込んで動きが渋くなったり、溶接作業においてスパッタにねじ山がおかされる不安も減少。
※マキシプレスF、R、XXLはフルカバード。クラシックE、F、エクストラディープはピストン側のスクリューは露出しませんがハンドル側は露出するためハーフカバードとなります。
※動画右側に登場するクランプはピストンクランプではありません。

PIHER ピストンクランプ マキシプレスF 30cm


可動ジョーに配置されたノンスリップギザギザパッドが、クランプを締め込めば締め込むほどバーにがっちりと噛み付きます。
締め込む際はもちろん、締め込んだあとにクランプにガンガン衝撃を加えても、クランプが緩むことはありません。(全ピストンクランプ共通)

PIHER ピストンクランプ マキシプレスF 30cm


マキシプレスF及びRの可動ジョーにはスプリング式のストッパーが配され、クランプを立てても逆さまにしても揺すっても、可動ジョーが滑り落ちることはありません。
ジョーをスライドさせたい時はジョーを少しだけひねって動かします。(マキシプレスF、Rのみの機能)

PIHER ピストンクランプ マキシプレスF 30cm


マキシプレスのアールを付けられたカーブドジョーなら、クランピングポイントの手前に邪魔な段差があっても多少の段差ならあて木を用意しなくても干渉せずにクランプ可能。(マキシプレス F、R、XXLのみの機能)

PIHER ピストンクランプ マキシプレスF 30cm


マキシプレスの固定ジョーに十字に刻まれたV溝によって鉄パイプや丸棒なども安定してクランプ可能(マキシプレス F、R、XXLのみ)

PIHER ピストンクランプ マキシプレスF 30cm


マキシプレス F及びRの可倒式ハンドルはまっすぐでもL字型でも使用可能。L字形に倒せば力が入れやすく、障害物があって360度回せないときは180度反対に倒して障害物を避けることができます。(マキシプレスF、Rのみ)

PIHER ピストンクランプ マキシプレスF 30cm


専用クランプパッド(別売)もご用意。(ピストンクランプ全モデル対応)

PIHER ピストンクランプ マキシプレスF 30cm


台の上に安定して仰向けに立てられるマキシプレスならインスタント卓上バイスとしてこんな使い方もOK。(マキシプレス F、R、XXLのみの機能)

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