LEIGH 24インチ・ダブテールジョイントジグ D4R Pro 仕様
加工可能板幅 | 約6.35mm~609mm |
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テールボード加工可能板厚 | 約3.2~26mm |
ピンボード加工可能板厚 | 約3.2~31.8mm(約13mm~20mm) |
バリアブルスペース (ガイドの位置を自由に決める) |
シングルパス (一度に2枚の板を加工) |
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加工可能板幅 | 約25mm~609mm | 約55mm~331mm |
テールボード加工可能板厚 | 約6.35mm~38mm | 約11mm~38mm |
ピンボード加工可能板厚 | 約11mm~38mm | 約16mm~38mm |
加工可能板幅 | 約29mm~420mm |
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ピンボード加工可能板厚 | 約3.2mm~約26mm |
ソケットボード加工可能板厚 | 約3.2mm~約26mm |
標準付属品 | ジグ本体(インチ仕様) 8mm軸 #80-8 ダブテールビット(スルー/ハーフブラインドダブテール用) 8mm軸 #120-8 ダブテールビット(ハーフブラインドダブテール用) 8mm軸 #140-8 ストレートビット(スルーダブテール/フィンガージョイント用) #172-8 12.7mm(1/2")⇒8mmコレットリデューサー ※12.7mm(1/2")軸ルーター用 Leigh e7-ブッシュ(7/16") ユーザーガイド(英語) 日本語取扱説明書 |
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加工紹介ムービー(音声:英語) (c)LEIGH Industries

※注意※ お手持ちのルーターにテンプレートガイドブッシュが取り付け可能かご確認ください!
LEIGH ダブテールジグでは、「テンプレートガイドブッシュ」をルーターのベース穴に取り付けて使用します。
図のテンプレートガイドブッシュの寸法よりもベース穴が大きいルーターは「取り付けアダプター」を別途用意する必要があります。
詳細は「HOWTO LEIGH ダブテールジグ 対応ルーター一覧」をご確認ください。

<ダブテールジョイントジグとは?>
写真のようなジョイントのことを、海外では「ダブテールジョイント」、日本では「アリ継ぎ」などと呼びます。
元々は手加工のダブテールジョイントですが、ジグを使うことで簡単に・素早く作り上げることができます。

<LEIGH ダブテールジグはここが違う!>
テンプレート固定タイプのダブテールジグと異なるのは、ジョイントのデザインが変えられること。
同じビットを使ってもジョイントの位置が変われば雰囲気もがらりと変わります。
また、LEIGHダブテールジグならテンプレート固定タイプと同じ加工法の、二枚の板を同時に加工してしまう「シングルパス・ハーフブラインドダブテール」も可能です!

<LEIGH ダブテールジグの使い方>
使い方は意外と簡単。
材料をセットしてダブテールの位置をガイドフィンガーで調整します。
写真では仕上がった際の見た目を揃えたかったため自前のガイドで2つのガイドフィンガーの間を等間隔に設定していますが、目分量や感覚で設定しても大丈夫です。
ガイドフィンガーが動かせるため、固定テンプレートのように板幅をジグのテンプレート位置に合わせて調整する必要はありません。

セットが完了したらテンプレートをひっくり返してまずはテールボードの加工。
テンプレートの通りに加工するだけです。
(写真のようにダブテールの間隔があいてしまう場合は間違えてルーターを入れてしまわないよう、スペーサーをはめ込んでおくこともできます。)

続いてテンプレートをひっくり返してピンボードの加工。
テンプレートの位置によってジョイントのきつさ・ゆるさが変わります。
1回でぴったりはまることはそうありませんので、何度か調整してぴったり収まるところを探します。

<加工見本:スルーダブテール>
LEIGH ダブテールジグでできる代表的な「スルーダブテール」の見本。「通しアリ継ぎ」とも呼ばれます。
箱組みでよく使われる組み方で、板のどちらから見てもジョイント部分が表に見える仕上がりになります。
ピンボードの加工にストレートビット、テールボードの加工にダブテールビットを使用します。

<加工見本:ハーフブラインドダブテール>
LEIGH ダブテールジグでできるもうひとつの代表的な「ハーフブラインドダブテール」の見本。「包みアリ継ぎ」とも呼ばれます。
引き出しによく使われる組み方で、板の片側からはジョイント部分が見えない(隠れる)仕上がりになります。
ピンボード・テールボード共に同じダブテールビットを使用します。

<その他 LEIGH ダブテールジグでできるジョイント>
他にもD4R Pro本体でこのようなジョイントが可能です。
D4R Pro本体で可能なフィンガー(ボックス)ジョイントは9.5mmと19mmの2サイズです。
別売のフィンガージョイントテンプレート F3があれば、更に幅広いサイズ展開が可能です。

<必要なもの>
LEIGH ダブテールジグを使用するにあたってジグ以外に必要なものはルーターだけ。
LEIGHダブテールジグに求められるルーターの条件は、以下の2つです。
1. 8mm軸のビットを取り付けできる
2. テンプレートガイドブッシュを取り付けできる
LEIGHで使用するビットは8mm軸ですので、12mmまたは1/2インチ(12.7mm)、8mmルーターをご使用ください。
また、D4R Proには別売で1/2インチ(12.7mm)のビットが用意されているため、12mmルーターの方が加工の幅が広がります。

<テンプレートガイドブッシュと取り付けアダプターの関係>
テンプレートガイドブッシュとは、LEIGHジグで加工するにあたって必ず使用する部品です。
しかし、写真のようにルーターのベースにあいている穴が大きなルーターはテンプレートガイドブッシュを直接取り付けることができません。
そこで、テンプレートガイドブッシュを取り付けるためのアダプターが必要になります。

写真はマキタ 12mmルーター RP2301FCへの取り付け例です。
ルーターによって取り付けアダプターが必要なのか、どの取り付けアダプターが使えるのかが異なります。
「HOWTO LEIGH ダブテールジグ 対応ルーター一覧」をご確認ください。