球形カッターが切り拓くカービングの新世界
商品紹介(字幕:英語) (c) ARBORTECH
装着手順紹介(字幕:英語) (c) ARBORTECH
替刃の回転、交換手順紹介(字幕:英語) (c) ARBORTECH
セット内容
No | セット内容 | 備考 |
---|---|---|
① | ボールガウジ | |
② | スチールカッター (Φ30mm) |
本体装着済・別売替刃あり |
③ | M14-M10 アダプター | M10ネジのディスクグラインダー使用時に本体ストックに装着 (ARBORTECHシャフト型ツール共通) |
④ | 六角棒レンチ(4mm) | カッター交換作業用 |
カッターが過度に木材に食い込むのを防ぐ、アンチ・グラブ・テクノロジー
黒い球形の先端部が鉋の下端のような役割を担い、過度な食い込みが起こらないよう制御。そのためコントロールしやすく、スムーズかつスピーディーな彫り込み作業が可能です。
切削面に対して垂直にするほど切削量が小さくなるので、削り込むときは傾斜させます。
Φ30mmのカッターがスプーンづくりに重宝し、カトラリーカービングの画期的なツールになります。
柄やくぼみの外側はARBORTECH ターボシャフト(別売)、仕上げはARBORTECH コンターサンダー(別売)で。
素材はサクラ。
もちろん器づくりにも。Ball(球)ガウジはbowl(椀・鉢)ガウジでもあるのです。
ルーターなどで加工する場合はテンプレートが必須になりますが、ボールガウジならフリーハンドで気の向くまま造形できます。上図の作例はボールガウジで加工後、ベントナイフやフックナイフ等を使用して仕上げました。
素材はシナ。
手道具では難儀な木口面の加工もスムーズにできます。
ただし、木口面や硬い素材を強い力で削ろうとすると、逆目がたちキックバックが起きやすいのも確か。
高めの回転数で優しく撫でるように切削するとそのリスクを低減することができます。
また、切削痕をテクスチャーとして施すこともできます。
上図はケヤキの木口面。
360°刃が付いたリング型ブレードが回転する、多方向カービング
垂直方向・水平方向、同時多方向的に彫り込むことができ、椀状のくぼみを効率よく加工。全長90mmで頭が突き出ているので、コップのように深く彫り込むこともできます。
首が細くなっているので、ホローイング(中ぐり)やアンダーカッティング(被切削面の下方から刃を当てる状態)にも適しており、入り組んだ形を繊細に造形することができます。
丸ノミのように彫刻の斫(はつ)り作業や名栗加工などのテクスチャリングも小気味よく。
切れ味の持続性を追求するシステム
独自のリング状のブレードには360°、両面に刃が付いており、切れ味を持続させる仕組みが用意されています。①セルフシャープニングシステム
球体ヘッドのセンターとブレード幅のセンターが一致しているので、木材を切削すると同時に、反対側のエッジは木材によって磨かれ、準備万端のコンディションとなります。
②ブレード位置のローテーション
切れ味の低下を感じたら中心のボルトを緩めてブレードを回し、エッジの位置を変えます。
例えば180°回転させると、①で示した切削するエッジと磨かれるエッジが逆転します。
ボルトは正ネジなので、反時計回りに緩みます。
③ブレードの交換
別売の替刃に交換することができます。
ディスクグラインダーへの取付け
アダプターはストックに対して指先で軽くねじ込む程度に緩く取付けてください。ディスクグラインダーに取付ける際は、ストックの平面加工された部分に20mmスパナをかけてしっかりと固定してください。
この時、アダプターではなく、ストックの底面がディスクグラインダーの主軸底面部に密着することが重要です。
※スパナは付属していません。ご用意ください。
※着脱の際は必ずコンセントを抜いてください。
※機械に付属しているフランジは使用しません。