
棒材のリップカットに特にオススメ!

レッグが可動式のMICROJIG「3Dプッシュブロック」に対して、本商品GR2-GOはあえての固定式レッグを採用。組立てや組替えは一切不要です。
GR2-GO専用に開発された特許取得済み「カラーインデックスシステム」とのコンビネーションにより、使い勝手の良さを追求しました。
テーブルソーで棒材(幅8mm~51mm)を切り出すリップカットで、カット幅に応じてレッグ位置を調整する必要がないため、直感的な作業が可能です!
カラーインデックスの使い方

パッケージに付属しているカラーインデックスステッカーは、GR2-GO本体のカラー帯と対応しています。
インデックスステッカーは透明なので、テーブルソーのリップフェンスの目盛りの上から貼ります。

ここでは、幅13mmにカットすることにしました。テーブルソーのリップフェンスの切断幅を設定したら、カーソルの下のインデックスステッカーの色を見ます。「緑色」の範囲にカーソルがあるので…

あとは、GR2-GO本体の「緑色」のカラー帯の手前にして、リップフェンスに沿わせるだけです!
すると、ちょうど鋸刃をまたいでレッグは傷つくことがありません!
3つのレッグの巧みな配置

GR2-GOのレッグは固定されていて可動しませんが、切断幅8mm~51mmのリップカットに対応するように巧みに配置されており、カラーインデックスに従ってGR2-GOの向を変えて使用すれば、レッグが鋸刃に干渉することはありません!
【切断幅ごとの帯の色】
約8~19mm→緑
約19~30mm→赤
約30~41mm→黄
約41~51mm→青
※カラー帯はGR2-GOの両側についており、切断幅に合わせ、向きを変えて使用します。
3つのチカラを適切に配分

危険なキックバックは、材料が動いて鋸刃に引っかかり、木材をはじき飛ばすことで発生します。
切断する材料の両側を、鋸刃と平行な状態に保持することが、キックバック防止のポイントです。
Microjigのプッシュブロックは、3方向に圧力を適切に配分し、材料を安全に保持します。
① 材料をテーブル面に安定させる下向きのチカラ
② 材料を前に送りつづけるチカラ
③ 材料がフェンスから離れないように寄せるチカラ
【注意】材料を、鋸刃やフェンスと平行に送るため、プッシュブロックの側面は必ずフェンスに沿わせます。

特別な素材と形状の「ノンスリップパッド」(GREEN GRR-RIP®)が材料の表面をしっかりつかみます。
パッドに粉塵がついても、消毒用アルコールでお手入れすれば保持力は回復!
テーブルソー以外にも…

小さなトリマーテーブルにもぴったりサイズ
写真は、テーブルわずか30センチ四方の「OTORO トリマーテーブル TTX2」です。
3Dプッシュブロックは、やや大きすぎる感じもありましたが、GR2-GOは小型なので、サイズ感がぴったりでした!
テーブル上の材料をしっかりコントロールし、手をビットから保護します。

バンドソーで横向き使用にも
バンドソーの挽き割りで材料を保持する横向き使用も可能です。側面をテーブルに置くとパッド面は垂直になり、フェンスに対して均一な力をかけ続けます。

ジョインターでスムーズに送材
2つのGR2-GOを使用することで、長い材料もスムーズに。
緑色のノンスリップパッドは強力なグリップ力を持ち、下方向に力を入れすぎることなく、ジョインター(手押しカンナ)のカッターヘッドに材料を送っていくことができます。