本体直径 | 298.5mm(11 3/4") | |
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対応主軸サイズ | 1"x8tpi(緩み防止ネジ付き) | |
保持可能ワーク直径サイズ 目安 | コントラクティング (グリッパー内側で保持) 90~250mm |
エクスパンディング (グリッパー外側で押し広げて保持) 130~290mm |
使用回転速度 | 最大500RPM | |
取り付け可能な旋盤 | ・主軸サイズ1”x8tpi / インボード回転直径300mm以上 (ほとんどの12インチ木工旋盤へ取り付けできます) 例:・LAGUNA LEVO 1216 ・ライコンミドル2 ・ライコンライト ・KC-14 / KC-14DO など |
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ご使用上の注意

KERVセルフセンタリングボウルグリッパーは、お皿やボウルなどの底面の仕上げや軽い成型用のチャックです。
無理に力を入れて加工をするとワークが外れる可能性があり大変危険ですので、負荷のかかる加工はしないでください。

ワークの形状、大きさ、重さなどにより保持力が変わりますので、加工前にしっかり取り付けられているかを確認してください。
旋盤には確実に取り付け、始動の際は低速でスタートさせて回転速度は500RPM以下でご使用ください。
ワークをチャックへ取り付け

ワークをチャック中心辺りに置き、プレートをスクロールさせてグリッパーをワークに寄せます。

全てのグリッパーがワークに軽く当たるところでネジを締めます。付属レンチを使用してワークの保持具合を確認しながら全てのグリッパーをネジ締めしてください。

ネジを締めてゴム製のグリッパーが潰れて横に膨らむことにより、よりワークに密着して保持力が高まります。グリッパーをワークに寄せすぎた状態でネジ締めをすると、ワークを圧迫しすぎて浮いてしまったり、またワークが歪みセンターが出ない場合があります。ワーク形状に合わせてグリッパー位置を調整して、しっかりネジ留めしてください。

ワーク内側からグリッパーで外に押し広げて保持することも可能です。
形状によりワーク外側からは掴みづらい時に有効です。
チャックを旋盤へ取り付け

チャック裏側フェイスプレート側面の緩み防止ネジ(2カ所)を緩めます。このネジが締まったまま旋盤に取り付けると主軸ネジ山を傷めますので、必ずネジが緩んでいる事を確認してください。

チャックを旋盤主軸の根元までしっかり取り付けます。
逆回転で使用する場合は緩み防止ネジを締めて固定してください。
取付イメージ

ライコンミドル2・ライコンライト取付イメージ
セルフセンタリングボウルグリッパーは外周のサイズが変わることがないため、最大回転直径約300mmのライコンライトでも使用可能です。
おすすめツール

EWT 2600NR イージーツール超硬替刃 Ci2-R2-N
ネガティブレイク(負のすくい角)がキャッチリスクの低減が見込め、また角が直角ではなくゆるいアールになっているため切削負荷を低減できるKERVセルフセンタリングボウルグリッパーと相性の良いツールです。