紹介ムービー(音声:英語)©MICROJIG

ダブテールクランプ(T_3917)と、ダブテールクランプAP(T_3919)の違い

その1 最大クランプ幅の違い
ダブテールクランプは133mmに対して、ダブテールクランプAPは216mm。
その2 クランプアームが落ちて来ない! アンチピボットスプリング機構
ダブテールクランプAPのみの機能です。
その3 2方向に圧力がかけられる! Xパッド
ダブテールクランプAPに標準付属。ダブテールクランプ用に、別売りで単品販売がございます。
表面に、固定できる!

材料の上からチカラをかける「ホールドダウンクランプ」になります。
ダブテールクランプなら、作業台の裏側にアームを回す必要がないので、広い作業台の真ん中に固定するだってカンタン。
作業台の表面のアリ溝にアームを通し、材料を固定。
※アリ溝加工には、便利な専用ダブテールビットがございます。下部の関連商品をご覧ください。

丸棒なども、ダブテールクランプAP標準付属の「Xパッド」のV溝を活用して確実にクランプ。

時には、ショルダーバイスのように...
側面にアリ溝を加工した作業台。
バイスや万力のような固定にも対応します。
しかも、古典的なショルダーバイスと同じく、長い材料を縦に固定したいときも邪魔がありません!

アリ溝なら、幅も自由自在に対応。
横からも押せる!

ダブテールクランプAP標準付属のXパッドは、横からのチカラをかける「インラインクランプ」としても使えるスグレモノ。
細い棒材を複数ならべて接着。長いクランプで挟まなくても、板接ぎができます。
※写真左側のストッパーは、T_391802_03 MICROJIG ダブテールハードウェアパック 38mmで自作したものです。

かまち組みの扉の接着。
横に押すチカラと、下向きに押さえ付けるチカラが同時にはたらくので、ねじれたりせずに平らに接着することができました。

時には、テールバイスのように...
伝統的なワークベンチでは、ベンチドッグとテールバイスで材料の側面を挟んで固定することができます。材料の表面を邪魔するものがない、とても便利な固定方法です。

ダブテールクランプAPを使って再現!
材料の両サイドにスペーサーを置いて挟み込めば、まるでテールバイスのような固定方法も、簡単に実現できます。
アームが落ちて来ない!アンチピボットスプリング機構

クランプアームが、材料のすぐ上にとまっていてくれるのが、すごくウレシイ!
ダブテールクランプAPには、クランプアームの落下を防止するスプリング(バネ)が付いています。
同じサイズの材料を大量に加工する時、都度クランプアームの位置を調整する必要がなく、作業時間の短縮につながります!
リバーシブル・アーム

六角穴付きスクリューをはずしてアームを抜いて、反対向きに付け替えることができます。

板の真ん中をプレス!
たとえば、薄い合板を貼り合わせて、厚い1枚の板にしたい時。
合板の周囲はクランプできるけれど、中央部分までしっかり圧締するには、大型のプレス機か、余程フトコロの大きいクランプがないと不可能でした。
写真では、アリ溝を加工した端材を用意し、接着する板の上にクランプします。
そして、アームを付け替えたダブテールクランプAP2本で、板の真ん中を圧締しています。
いろいろなところにアリ溝を加工しよう!

MICROJIGのダブテールクランプに、専用レールは不要。
一般的な寸法のダブテールビット(刃径12.7mm、角度14度)で加工した深さ約9.5mmのアリ溝を加工すれば、便利なクランプシステムになります。
※便利な専用ダブテールビットもございます。関連商品をご覧ください。
ドッグホールでも使える

一般的なワークベンチのφ19mmドッグホールに差し込んで使うこともできます。
ダブテールクランプは、一般的なFクランプより、アームの先端が細いのも特長です。